ここ数カ月で宅飲みが激増した、という人も多いだろう。誰かと囲む食卓に、自分へのご褒美に、こんな洗練されたワインはいかがだろうか。
ドルチェ&ガッバーナがイタリア・シチリアのワイナリー「ドンナフガータ」とコラボレーションし、ロゼワインを発売した。
その名も「ローザ (ROSA)」。味わいも見た目もこだわり抜いた1本だ。
作り手であるドンナフガータは、1983年にシチリアで創業。405ヘクタールのブドウ園では21ものブドウ品種を栽培し、ワインセラーを5カ所に有する。世界60カ国以上に輸出しており、シチリアの有名ワイナリーとして日本のワイン愛好家たちにもよく知られる存在だ。
シチリアワインの素晴らしさを伝えたい。この土地の文化や色、香りを世界中に知ってほしい。ともにイタリア生まれの両者の思いが、ロゼワインとして形になったのである。
ローザは、シチリア島の自生種であるネレッロ・マスカレーゼとノチェーラという2種類のブドウをブレンドして醸造。
グラスを傾けると、日に透けるピンク色の美しさに惚れ惚れ。口に含めばジャスミンの花を彷彿させる華やかな味わいと、ワイルドストロベリーやピーチ、ベルガモットのような香りが広がる。
エチケットは、ドルチェ&ガッバーナがデザイン。シチリアの伝統的な荷馬車から着想を得たという美しいイラストにも注目を。
こちらは6月にドルチェ&ガッバーナの公式オンラインショップで販売開始したが、人気のあまりすぐSOLD OUTに。今月ようやく日本でも輸入販売が始まる予定だ。至極のワインを味わうその日まで、機が熟すのを待とうじゃないか。
[問い合わせ先]ドルチェ&ガッバーナ ジャパン 03-6419-2220小山田滝音=文
©Courtesy of Dolce&Gabbana, Donna Fugata