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入門編は乾き物からスタート

手順は左上から時計回りに。アルミホイルは使わなくても構わないが、あると後片付けと掃除がかなり楽になる。
最初は、簡単にスモークがかかる、表面の乾いた食材から始めてみよう。
セッティング方法はどの食材も同じ。まず、スモーカーの底にアルミホイルを敷き、その上にチップをふたつまみほど載せる(欲張って入れ過ぎないこと!)。上にアルミホイルを軽くかぶせ、網を置いたら基本セッティングは完了。
これくらいの温度でも十分スモークはかかる。温度計付きのスモーカーが使いやすい。
燻製時の温度は、火を調整して50〜80℃ほどに保つ。このくらいの温度域で燻煙をかけることを「温燻」と呼ぶ。
乾き物は食材に火を通す必要はないので、あまり温度は上げなくていい。上げ過ぎないことで、煙が大量に出るのを防ぐこともできる。
表面がほんのり色づいてきたら食べごろのサイン。しっかり茶色くなってしまうとやり過ぎ。
煙が出始めて2、3分したら、中を確認してみよう。
食材の表面が薄ら色づいてきたら、軽く裏返して全体に煙がかかるようにする。合計で5分もかければ十分だ。かけ過ぎると酸っぱくなってしまうので気をつけよう。
ナッツ類、さきいか、柿の種、チキンラーメンなどが扱いやすいので、まずはこのあたりから始めてみるのがおすすめ。


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