夏を越えたらコットンのバスローブはバスルーム専用にし、ウールやカシミヤ、シルクなどの高級感あるガウン、ドレッシング・ガウンを着たい。ぼくのおすすめはクリスチャン・ベールが『ダークナイト ライジング』で羽織っていた襟とカフが色違いの柄物。
これにスウェットのスポーティな上下を合わせる。エレガンス×スポーティなスタイルがちょっと素敵ではないか。ガウンは英国のターンブル&アッサー、デレクローズ、アメリカのラルフ ローレンあたりを探せばラッキーな出会いがあると思う。
一点だけご注意申し上げる。家で着るローブ、ガウンだからと同じものを着続けるのは清潔感と匂い問題が起きかねない。洗濯・クリーニングが可能なように最低2着は欲しいところ。
いつものTシャツやスウェットウェアが「おや?」と思うほど表情を変える。リモート時代のお洒落特効薬がローブとガウンです。
ラフに着るだけで絵になるガウン・ローブが欲しい! 1_渋い色みで仕上げたタータンチェックのガウンは、糸染めのため長く着ても色落ちしにくい。高品質でソフトなポルトガル製フランネル素材を使用。8400円/エル・エル・ビーン 0422-79-9131 2_裏地に吸水速乾に優れる和紙由来の素材を使ったガウン。表地はライトなウールニットで品がいい。2万1000円/アンダーソン アンダーソン 0120-655-817 3_ハイストリートなブランドがバスローブを作ったら……バックのロゴが利いて、ちょっとワルな風呂上がり姿に。6万8000円/パーム・エンジェルス(イーストランド 03-6712-6777) 4_ブランドが得意のレオパード柄を全面に配したコットンパイルのガウンコートは風格たっぷり。堂々とした態度で着たい。5万5000円/ワコマリア(パラダイス トウキョウ 03-5708-5277) |
鈴木泰之=写真(静物) 星 光彦=スタイリング