某世界的ストリートブランドのロゴにも影響を与えたこのグラフィックシリーズは、社会的なメッセージの強さでも知られる女性写真家、バーバラ・クルーガーの代表作。大量消費の時代を痛烈に皮肉ったデザイン。そんな同店の直近の試みが、渋谷パルコにあるポップ バイ ジュンと企画した「weber“大Tシャツ展” in POP BY JUN」なるイベント。 新型コロナウイルスの影響で延期のうえ特設サイトでの発売となったが、そこには映画モノや店名の由来にもなったブルース・ウェーバーゆかりの稀少なピースなどが多数出品された。ここで紹介しているのはそのごく一部である。 「たとえば、ムービーTは作品の興行収入によって作られた数に差があったりするし、意外と90年代以前の古い作品より、近年のもののほうが球数が少なかったという印象です」。 行方不明の子供たちの目をプリントした、フランスのチャリティプロジェクトの一環のTシャツで、デザインはマルタン・マルジェラによるもの。謎多きモードの寵児のアティチュードが垣間見られる。そのラインナップは滅多にお目にかかれないグッドデザインが目白押しで、さながらミュージアムのよう。着て良し、眺めて良しの一点もの。Tシャツ好きであれば、愛でるだけでも満足できるはずだ。