OCEANS

SHARE

テクノロジーなくして生み得ない孤高の白T

無地Tシャツ/デサント オルテライン
2万5000円/デサント オルテライン(デサント ブラン 代官山 03-6416-5989)
DESCENTE ALLTERRAIN デサント オルテライン
世に無地Tシャツは数あれど、こうもハイテクな作りの一着はないのではないか。「フュージョンニット」シリーズの本Tシャツには、デサントがスポーツウェアの分野で培ったハイテク技術の粋を投入。抜群の通気性、動きやすさ、肌当たりの良さ等、あらゆる快適を高次元で追求している。
これら快適性の根幹をなす要素は、主に3つある。1つは部位によって編み方を変化させ、最適な機能を与える技術。たとえば脇や背は特殊なメッシュ構造に編むことで、高い通気性が確保されている。2つ目は立体裁断を駆使し、腕振りのしやすさなどの運動性を追求した独自のパターン設計。

そして3つ目が要所を超音波溶着にしたシームレス設計で、これら異なる技術のフュージョン(融合)が、名称の由来にもなっている。なお素材には、抗菌消臭加工を施した再生ポリエステル繊維を使用。環境にもばっちり配慮しているわけだ。
先端技術を駆使したその白Tには、どことなく近未来的な雰囲気も漂う。真似しようとて真似できない、孤高の白Tである。
 

パックTの王様をさらにブラッシュアップ

無地Tシャツ/ヘインズ フォー RHC
9000円[2枚セット]/ヘインズ フォー RHC(RHC ロンハーマン 045-319-6700)
HANES FOR RHC ヘインズ フォー RHC
無地Tシャツを語るうえで、その代名詞にしてキングともいえるヘインズのパックTシャツは絶対に避けては通れない。ただし、皆がよく知るレギュラーアイテムは今さらじっくり語るまでもなく、その魅力は十二分にご存じだろう。
今回は昨年夏の発売より大好評を続け、早くもショップの新定番となりつつあるRHC ロンハーマンによる別注モデルを紹介したい。
ベースとなっているのは、ブランドのハイエンドに位置づけられるプレミアムライン。上質なコットン素材が使われた糸の紡績、透けすぎず厚すぎない絶妙な天竺生地の編み立て、美しくもタフな縫製など、全工程をクオリティ重視のメイド・イン・ジャパンにこだわる。
これを活かしたうえで、シルエットはインナーでもTイチでもバランス良くキマるよう計算された完全オリジナルへと変更。デニムのシュリンク・トゥ・フィットよろしく、洗って縮めて自分の体型に合わせることを前提に、デフォルトの着丈が長めに設定されているのも特徴だ。さらにボディは肌着のイメージが強い丸胴ではなく、あえてサイドシームを入れることで洋服としての佇まいを向上させているのだ。

しかも2枚セットのうち、一方はソリッドなクルーネック、もう一方はいっそうアンダーウェア感のない胸ポケット付きのクルーネックと、異なるタイプが1組になっているので、1粒で2度オイシイお得感まで味わえるのだ。
そして見逃せないのが、専用にデザインされたスペシャル仕様のパッケージ。ストックバッグのようなスライドジッパー式を採用しており、海やジム、旅行の着替えを収納するなど、開封後も活用できるのが何とも心ニクイじゃないか。


3/3

次の記事を読み込んでいます。