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ジャパニーズハイテクウォッチ

SSケース、クオーツ、31mm幅、2万4000円/シチズン 0120-78-4807

CITIZEN(シチズン)/アナデジテンプ

国産時計のアドバンテージに、ハイテク技術に裏付けられた高性能がある。日本の技術は、1970年代以降クオーツを牽引し、ソーラー駆動やGPS電波受信など今も世界をリードする。
なかでも’80年代にかけては多機能化が目覚ましく、それも電子計算機や録音、さらにTVといった時計の概念を超えたSFの世界を具現化し、現代のスマートウォッチを予見させたのである。
シチズンは1980年にアナログとデジタルの計時を国産で初めて併設。その進化形である1982年発表の「アナデジテンプ」を復刻した。
ゴールドとブラックのカラバリも用意。ともにSSケース、クオーツ、31mm幅、各2万6000円/シチズン 0120-78-4807
通常の時刻のほか、クロノグラフ、アラーム、カレンダーに加え、気温も表示する。ロボットの顔を思わせるような個性的なフェイスは、海外でも大ヒットし、ジャパニーズハイテクウォッチを知らしめたのだ。
最近では映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』でシチズンの“ツノクロノ”が再び脚光を浴びるなど、シチズンには復刻を待つお宝がまだまだ眠っている。


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