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③「ディスコ・ポケット 2019」

750ml 3960円(no.501 http://bottle.tokyo/no501/
ユースケ「そういえば、だいぶ暑くなってきましたけど、これからの時季にオススメのワインはどれでしょう?」
店員さん「『ディスコ・ポケット 2019』なんていかがですか? グレープフルーツの皮、⻘リンゴの香りは、レモネードのような飲み口で、スルスルと入ってきます。アフターは爽やかなマスカット系のみずみずしいニュアンスなので、初夏のご自宅用として最適かと」。 
アラスタ・リードとサム・クックの2人が立ち上げたオーストラリアのワイナリー、コンピラ・マル・ワインズ。TBS系のスポーツ番組「SASUKE」の完全制覇者、長野 誠氏の大ファンである2人は、ワイナリー名を、長野の所有する船「金比羅丸」にちなんで名付けたという逸話も。
「極力手を加えず、丁寧に」をコンセプトに、個性的なワインを世に送り出すコンピラ・マル・ワインズ。ワイナリーのあるヴィクトリア州のリースリングをプレスしたのち、5日間マセラシオン・カルボニックし、アルパイン・ヴァレーで採れたブドウ、ヴェルメンティーノをブレンド。
ユースケ「ふふふ、オーストラリアでも『SASUKE』が人気とはね。よし、これは“買い”だ。ラベルに描かれているユニークなキャラデザインもお洒落で、家に飾っておきたくなるね」。
 

④「ル・メルル 2019」

750ml 1320円(no.501 http://bottle.tokyo/no501/
最後にユースケが手にしたのは、なんとノンアルコールのボトル。オーストリア・カルヌントゥムで母娘の営むワイナリー&蒸留所が造り出したグレープジュースである。
ワイン用に育てているメルローを100%使用し、砂糖や香料、保存料、ボタニカル等は一切加えていない。明るめの赤色で、熟したトマト、リンゴ、ブドウ、赤いベリーの香りと、完熟いちごや赤いベリー系の果物の味わいが特徴だという。
店員さん「味わいはとても柔らかく、酸味はマイルド。タンニンはほぼ感じられません。『メルロー』のネーミングは、このブドウを好んで食べる『メルル(フランス語でツグミの一種であるクロウタドリのこと)』に由来するとも言われているため、その鳥名を商品名とエチケットにしています」。
ユースケ「これは可愛いボトルだ。いつも自分ばかりワインを愉しんでいて、家族には後ろめたい気持ちがあったけど、これをお土産に買って帰れば息子も喜んでくれるかも。じゃ、これもください!」。
ワイワイと選ぶのも楽しいのだ。
こうして計4ボトルをまとめ買いしたユースケだったが、そろそろストックも尽きそうだ。最近はno.501のインスタグラムをチェックしつつ、気になったワインを電話注文しようとタイミングを図っている。
 
[問い合わせ]
no.501
03-6721-0510
info@bottle.tokyo
西崎博哉(MOUSTACHE)=写真(人物) 大関祐詞=文


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