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2:相手が読んでくれそうなタイミングでメールを送信すること
特にテレワークの場合は平時よりもメールのやり取りが増えるはずだ。自分に置き換えて考えればわかるが、作業が混雑している時間帯は、メールの確認が後回しになりがちなものだろう。
もちろん「読んでくれそうなタイミング」は人それぞれなのだが、長年付き合っている上司や同僚なら、なんとなく推測できる場合もあるはず。また一般的にいえば、始業時間直後に届いたメールは、すぐにチェックされる可能性が高いといえる。
もし業務でGmailの使用がOKならば、「送信」ボタンの横にある「▼」をクリックし、「送信日時を設定」を選択することで、指定した時刻にメールを送信することが可能だ。

効果的なタイミングでメールを送りたい場合に役立つほか、朝イチの連絡事項を前日に済ませたおきたい場合などに便利な機能なので、覚えておくと良いだろう。
メールのレスポンス問題は通常業務でも課題となるが、やり取りをメールに頼らざるを得ない機会が増える在宅ワークの際には、特に注意しておきたいポイントといえる。
 
また在宅ワークの場合、そもそも「メールのレスポンスは悪い」ということを肝に銘じておくことも、余計なストレスを貯めない秘訣だったりもする。あらかじめ余裕をもって連絡をする、至急応答が必要な要件の場合は、メールとあわせて電話またはショートメールでも一報を入れるといった工夫も視野にいれておこう。
まだまだ続く、というかこのまま通常の勤務形態の一部となりそうな気配すらある在宅ワーク。慣れるまではまだ時間がかかるだろうが、今回紹介したような工夫を取り入れて乗り切ってほしい。
 
石井敏郎=文


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