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2020.06.18

あそぶ

マイスターに教わる「焚き火」術。ポイントは火を“育てる”こと

キャンプのハイライトといえば焚き火。そして、焚き火の面白さは「火を育てる」こととも言われる。
小さな炎からゆっくりと大きく燃え上がっていく炎に育て上げられれば、それは立派なキャンパーの証しだ。

焚き火を成功させるいちばんの方法は“ゆっくり”育てる


日が沈みだすと暖を取るために、料理のためにと薪に火をつける。そして、就寝までの時間は焚き火を囲み、酒でも飲みながら仲間とわいわい過ごす。不思議と火には癒やしの効果もあり、「これぞキャンプの醍醐味」という人も多いだろう。
しかし、初めてのキャンプでの火起こしは決して甘くない。そして、そこでつまずくとみんなのテンションも下がってしまうし、自分の不甲斐なさにイライラする。そうならないためにも、2つのポイントをしっかり押さえておこう。
まず、焚き付け(最初に燃やすもの)には着火剤がマスト。使用することは決して邪道ではなく、火がつかないほうが、よっぽど情けないこと極まりない。杉の葉や松ぼっくりなどでも代用できるが、日常的に手に入らないので市販のものを。
2つ目のポイントは薪を割り、徐々に太い薪に燃え移すこと。市販されている薪は太く、直接燃やすことは容易ではない。そこでナイフを使って、細く割っていく。細い薪から太い薪へと、徐々に炎を大きくしていく。とにかくこれが大事。張り切って、太い薪で豪快に燃やしてやろう、なんて考えは素人丸出しだ。
小さい炎から大きな炎へゆっくり育てていく。これが焚き火を成功させる一番の方法なのである。


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