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調理系キャンプギアの必需品

 調理器具のバーナーはどうですか? これも必需品かと思いますが。
塚原 ソトのレギュレーターストーブはみんな使っていますよね。僕も、なくしては買って、を3回くらい繰り返してます。それくらい便利なんですよ。
「ソト」のレギュレーターストーブ
「ソト」のレギュレーターストーブ
5800円/ソト(新富士バーナー 0533-75-5000)
設置場所に困らない小型ながらも、強力なパワーを発揮する優秀バーナー。外気の低い環境下でも、ボンベの冷却に影響されることなく、常に高出力を可能にするマイクロレギュレーターを搭載。“アウトドア業界の下町ロケット”と呼ばれるブランド歴史も面白い。
 キャンプギアとは違うかもしれませんが、カセットコンロは役に立ちますよね。
土屋 使っている人多いですよね。
 なかでもイワタニの焼き上手さんαが人気ですね。
「イワタニ」のカセットガスホットプレート 焼き上手さんα
「イワタニ」のカセットガスホットプレート 焼き上手さんα
1万5000円/イワタニ(岩谷産業 03-5405-5836)
コードレスで使えるカセットボンベ式の直火型ホットプレート。火加減が難しいキャンプ料理でもこれがあれば安心。プレートを外せばカセットコンロとしての使用も可能なので料理のバリエーションも増える。
月岡 あとは便利グッズでいうとポータブル電源もあって損はない。今の時代、災害時にも役立ちますし。
土屋 ラ・チタのエナーボックス01いいよね。
「ラ・チタ」のエナーボックス01
「ラ・チタ」のエナーボックス01
5万727円/ラ・チタ(ラ・チタ ジャパン 050-3628-4830)
AC、DC、USBポートがそれぞれ3つあるポータブル電源。最大の特徴は、電気自動車でも使われている三元系リチウムポリマー電池を採用し、ほかのブランドに比べて圧倒的に安全性が高い。
月岡 そうそう。安全性が高いのとデザインも武骨でいいんですよね。
 ひととおり、まず買っておいたほうがいいギアを挙げてみましたが、話は尽きないですね。ほかにも焚き火台などいろいろありますが、それは次の機会に取っておきましょう。ギアは徐々に揃えていくのも楽しみのひとつですから。
土屋 まずは今回紹介したものから揃えてもらえれば間違いないかと。ギアのプロとして、そこは自信を持っておすすめします(笑)。
塚原 そうですね!
 次回は中級者編でお会いしましょう(笑)。
おすすめギアを教えてくれたのはこの人たち
バリスティクス代表 塚原 学さん(48歳)
キャンプ歴:28年/年間キャンプ数:20回
よく行くキャンプ場:本栖湖レークサイドキャンプ場(山梨県)
ナイフと毛布だけで野営を楽しむ、ストイックなカウボーイスタイルが最近のブーム。
ハーフトラック プロダクツ代表 土屋雄麻さん(41歳)
キャンプ歴:15年/年間キャンプ数:15回
よく行くキャンプ場:駒出池キャンプ場(長野県)
キャンプに行くのは、基本寒い時季のみ。あらゆるアウトドアアクティビティにも精通する。
スタイリスト平 健一さん(39歳) 平 健一さん(39歳)
キャンプ歴:34年/年間キャンプ数:25回
よく行くキャンプ場:西湖自由キャンプ場(山梨県)
アウトドア業界では、その名を知らぬ者はいない名物スタイリスト。ギアへの審美眼は随一。
テンシックス代表 月岡 徹さん(44歳)
キャンプ歴:14年/年間キャンプ数:15回
よく行くキャンプ場:本栖湖レークサイドキャンプ場(山梨県)
ボーイスカウト経験を持つ生粋のアウトドアマン。フェスをこよなく愛する。
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ホーボージュン、まついただゆき、増山直樹、菅 明美、野村優歩=文


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