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2020.05.18

ファッション

レッド・ウィング元社長がネットで買った、3つのヴィンテージ小物

「オンライン買い物天国」とは……
「服に関しては欲しいモノが大体決まっていますから、好きなブランドか行きつけのショップで買うことがほとんどです」。
鈴木理也●1961年生まれ、東京都出身。元レッド・ウィング・ジャパン代表取締役ゼネラルマネージャー。
鈴木理也●1961年生まれ、東京都出身。元レッド・ウィング・ジャパン代表取締役ゼネラルマネージャー。現在は、自身のブーツブランド「オルシャンクス」を設立。その他、ブランドのコンサルティングなどを手掛ける。
こう語るのは、かつて日本のレッド・ウィング社を牽引した業界の重鎮。古き佳きを熟知しているであろうルックスから、「オンラインで買い物なんてけしからん!」と言われるかと思いきや……
「めちゃくちゃ利用しますよ(笑)。結局、そこに欲しいモノがあるかどうかが問題だから、実店舗にこだわる必要はないですし。オンラインで買っているのは主に古着などのヴィンテージ。そもそも足を使って探すのは限界があるし、時短にも繋がるんだから、利用しない手はありませんよね」。
ちょっと安心。では、鈴木さんがオンラインで見つけた古き佳き時代のプロダクトをご覧あれ!
 

格安で手に入れたヴィンテージウォッチ

先陣を切るのは、東京江戸川区にある古雑貨屋『towi(トウイ)』のオンラインショップで見つけた「ウエストクロックス」のポケットウォッチだ。ベスト着用時には必ずコレを付けるのが、鈴木さんのマイルール。
格安で手に入れた愛用のポケットウォッチ
「この懐中時計は、100年近く前にアメリカで“ワンダラーウォッチ”と呼ばれていた、言わば使い捨て感覚で買われていた類いで、正直、精度はまったくアテになりません(笑)。イギリス製のチェーンを買い足してアクセサリー感覚で愛用しています」。
時計としての機能には難アリかもしれないが、一方でチープな作りだからこそ得られるメリットもある。
「もし壊れたら、これに近い時計を買い直せばいい。そうやって笑い飛ばせるような価格だったからネットでも迷わず購入できました。簡易的な機械が入っているから想像していたよりも軽くて、使い心地は悪くありませんよ」。


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