緊急事態宣言は徐々に解除されながらも、引き続き在宅勤務に励んでいるリモートワーカーは多い。彼らからあがっているのが、「コロナ禍もヤバいけどデブ禍もヤバい」という悲鳴の声である。
そんななか、プロテイン「ザバス」で知られる株式会社 明治が、在宅勤務者500人を対象に調査を実施。なんと、「在宅勤務でカラダや気持ちに変化を感じている」と答えた割合は8割以上にのぼったという。これは本格的に危ういことになってきた。
ということで、ここに調査結果を大公開。
①約8割の人が、在宅勤務でカラダに異変あり!
明治の調査によると、在宅勤務を始めた500人のうち、52.4%がカラダに変化を感じ、65.2%が気持ちに変化を感じていることがわかったという。どちらもまったく変化を感じていない、と答えた人はわずか19.0%と少なく、全体の80%以上が何らかの変化を感じていることが明らかになった。
特に、「コロナ禍以前は週1以上のペースで運動していた」という人ほどそれが顕著というのも興味深い。運動機会の減少がカラダよりも気持ちに大きく変化をもたらしているという結果も注視する必要がありそうだ。
では具体的に、どのような変化を感じているのか。その内訳はこうだ。
筋力低下や体重増加など、運動不足のサインが2人に1人の割合でみられている。突然の在宅ワーク化で環境整備もできていなかったのだろう、肩こりが悪化した人も続出しているようだ。
そうした体調の変化が、心理面の「イライラ」や「悲しい気持ち(抑うつ傾向)」に影響している可能性も大いにありそうだ。放置すれば問題が深刻化するのは明らか。自分にも心当たりがある、という人は、注意深く次のチャプターを見てみよう。
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