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2020.05.20

ファッション

渡辺真史さん直伝。爽快感にアガるロードバイクの魅力とサイクリストのための服

見るからに軽快で、乗ってみれば間違いなく爽快。いつもの景色だって、少し違って見えてくるかも。
ロードバイクをこよなく愛する、ベドウィン & ザ ハートブレイカーズのディレクター渡辺真史さんにその魅力を改めてたずねてみた。
 

ロードバイクを楽しむ渡辺さんがアガる服公開!

ロードバイクを楽しむ渡辺さんがアガる服公開!
ママチャリ、マウンテンバイク、ピストバイクを経て、現在のロードバイク派になったという渡辺さん。「ゆったりとリラックスして乗れて、パーツのカスタムもできる。自由気ままな感じが気に入っています」と、今では手放せない相棒に。
自らの足でペダルを踏み込み、颯爽と街を走り抜ける。渡辺さんのロードバイクスタイルは、自身のファッション観ともリンクする。「僕が目指すのは、生活に根ざした使用目的があるファッション。服を作る際には、それを着る理由や求められる機能を考えて形にします」と話し、こう続けた。
「僕らの大好きなアメカジって、つまりはそういうことだと思うんです。着る人のライフスタイルから逆算したもので、プロダクトありきではない。あとは、デザインにいい意味で余白があるというか。ガチガチに用途を決めず、手に取る人それぞれが楽しむ余地を残す。それって、乗っている人の気の向くままに移動できる自転車にも通じるところがあるんじゃないかな」。
ロードバイクに跨る時間も、また格別だという。ひとりきりで街と向き合い、当然スマホにも触らない。
「視界に流れる景色からインスピレーションを得て刺激されたり、逆に頭がリセットされたり。考えをまとめるときも、自転車に乗ることが多いです。当然、交通ルールとマナーには気をつけながら(笑)」。
健康的で合理的。エコロジカルでエコノミカル。それらがすべて街へ出る“ウズウズ感”に変わる。だから「60歳になっても乗り続けたい」と渡辺さんは愛を語るのだ。
 

ファッション性だけでなく快適性と安全性を考慮

自らの足でペダルを踏み込み、颯爽と街を走り抜ける。渡辺さんのロードバイクスタイルは、自身のファッション観ともリンクする。
Point 1
7年ほど前に購入した1991年製のシュウィン。メイド・イン・USAらしいタフな作りに惹かれた。「ヨーロッパのものと比べて洗練されていないんですけど、逆にそこも愛おしい。当初はあえてノーマルで乗っていましたが、最近ペダルやハンドルを変えて楽しんでいます」。
Point 2
日光除けのキャップ。芯のない柔らかなニューエラが最近のお気に入り。
Point 3
目立つ色を着て、視認性を高めて事故を防ぐ。「暑くなったら肩掛けに」。
Point 4
チェーンが絡まない丈の「トリップスター」はベドウィンの傑作パンツ。「最近、またハマってます」。
Point 5
グリップ力の高いフラットソールスニーカーを。快適なヴァンズのコンフィクッシュ搭載モデルを愛用。


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