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道具が特別な存在になるもうひとつの過程

製造の過程に潜むこだわりと愛情が、土屋鞄のランドセルが特別な理由だ。でも、それだけで終わりではない。
出来あがった製品が実際に子供たちの手に渡るまでの“過程”でも、作り手から買い手、そして使い手へと、想いが伝達する仕組みが用意されている。
実際にランドセルが作られる現場を誰でも見学できる。常に真摯にランドセル作りに向き合うからこそ、製造の現場を公開できるのだろう。
「土屋鞄は全国で12の直営店を構えていますが、西新井本店と軽井沢工房店には工房が併設されていて、ランドセル作りの過程を間近でご覧いただくことが可能です。また、体験イベントなども実施してきました。
実際に作業風景を見ることで安心してお選びいただけますし、親子でランドセルと向き合うことでさまざまなコミュニケーションが生まれます。お子さんにとって一生に一度のランドセル選び。それはかけがえのない家族の思い出になるはずです」。
選ぶこと自体が思い出となり、道具であるランドセルが特別な存在に変わっていく。こうした“選ぶ過程”も大切にするのも、土屋鞄のランドセルが多くの支持を得る理由のひとつだろう。
安心して選べること。自分の目で見て納得できること。長く使うものであればあるほど、選ぶ過程でこの2点が大切なのだ。
ほとんどの子供にとっては人生にひとつだけの6年間の相棒を、50年以上も徹底的に考え、こだわり、そしてそのこだわりを伝えていく努力を怠らない土屋鞄製造所。
我が子に“上質”を知ってほしい親にとっても、家族で楽しくランドセルを選びたい子供にとっても、「これにする!」と言える理由は、多いあるというワケだ。
 
[問い合わせ]
土屋鞄製造所
0120-907-647(平日10:00~17:00 ※年末年始休業、臨時休業有り)
https://tsuchiya-randoseru.jp
※新型コロナウィルスの影響で、土屋鞄製造所では現在(※2020年5月12日時点)一部来店予約制。最新情報は土屋鞄製造所のホームページにてご確認ください。
「ラン活戦線、異常あり」とは……
就活に婚活に妊活。望む“出会い”を得るために、自ら活動することが当たり前の今の時代。それはランドセルも同様だ。2021年4月に入学する我が子のための「ラン活」戦線に異常あり?
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増山直樹=文


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