新型コロナに負けるな!「ファッションの力」とは?新型コロナウイルスによる死者数が2万3000人を越え(4月27日現在)、依然として厳しい外出制限が課せられているフランス。
ヨーロッパの他国同様、医療現場はひっ迫していて、あらゆる医療用品が不足。特にマスクは品薄状態が慢性化している。
そんな現状を踏まえて、多くのファッションブランドが寄付や製造に名乗りを上げているが、ボランティアスタッフとともに3月中旬から精力的にマスク製造をしてきたのがラコステだ。
ラコステといえば、ワニのロゴとポロシャツが代名詞。そのポロシャツを製造しているフランス・トロワの工場では日々、医療用マスクが作られている。
そして、その製造枚数が、ついに目標としていた10万枚に達成したという(フランス時間:4月17日)。
「このパンデミックに勝利宣言する日まで、(中略)生産を続ける努力を惜しみません」。そうコメントを発表したラコステの取り組みは、海外まで飛び火。
アルゼンチンの自社工場、そしてビジネスパートナーであるERENホールディングスでは、マスクに加えて防護服の生産も始まっているという。
マスク製造の次なる目標は20万枚。創業から80年以上テニス界を牽引し、ポロシャツの歴史を作ったパイオニアは、創業者の粘り強いテニスのプレースタイルからデザインされた“ワニのロゴ”よろしく、新型コロナ支援でも粘り強い対策を行なっている。
ラコステのポロシャツを着て、また誰もが自由に外でファッションが楽しめるその日まで。お世ワニなります。
[問い合わせ]ラコステ お客様センター0120-37-0202www.lacoste.jp新型コロナに負けるな!「ファッションの力」ファッションは気持ちをポジティブに変換するエネルギー。だからオーシャンズはファッションが好きなのだ。猛威を振るう新型コロナウイルスにも、ファッションは果敢に立ち向かう。自分たちの出来ることを見つけてアクションを起こすブランドやショップをリスペクト。そうした動きを少しでも多くの人に届けるために、オーシャンズは「ファッションの力」を記録する。
上に戻る 長谷川茂雄=文