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2020.05.04

ライフ

TVじゃできない魅力の沼。大人がハマる5つのYouTubeチャンネル

「インドアライフ充実術」とは?
かつては「YouTuber=イタい素人」のようなイメージがあったが、時代は変わった。今やお笑いタレントも続々参入、さまざまなYouTuberが独自の切り口で創意工夫を凝らしている。
ってワケで今回は、YouTube視聴デビューに最適な、オーシャンズ世代にも刺さる人気チャンネルを厳選。
テレビには映らない、コアな魅力にヤラれたまえ。
 

①2020年代は落語もYouTubeで
「春風亭一之輔チャンネル」

 
落語好きなら春風亭一之輔の名前を知らない者はいないだろう。ほとんどテレビ出演はなく、大喜利もやっていない。あくまで落語の腕一本で勝負し、2012年には33歳の若さで真打昇進を果たすなど、その実力は一級品である。
現在、新型コロナウイルスの影響で寄席や興行は軒並み中止となっているが、そこで春風亭一之輔はYouTubeチャンネルを開設。4月21日からトリを務める予定だった寄席がキャンセルになったことから同日同時刻、YouTubeにて無観客落語を生配信したのだ。
披露されたのは古典落語の「初天神」。数々の落語家に語られている演目だが、一之輔のそれは独特の話の膨らませ方をすることで評判。予定していた公演スケジュール通り10日連続で配信し、アーカイブも残っているので、ありがたく視聴しよう。
 

②お笑いの生きる伝説、降臨
「エガちゃんねる EGA-CHANNEL」

最強の破天荒芸人、江頭2:50。彼が今年2月、YouTubeチャンネルを立ち上げたことはすでに新たな伝説のひとつである。開始からわずか8日でチャンネル登録者数100万人の大台を突破、4月15日には200万人超えを達成するという破竹の勢いで人気を拡大している。
その内容だが、「また無茶な大暴れをしているんだろう」と思ったら大間違い。確かに体を張ったパフォーマンスも披露したが、多くはトーク形式。私生活へフォーカスしたり、数々の伝説の事実関係ついて答えたり、その人となりやキャリアがよくわかる動画となっている。
さらに、新型コロナウイルス蔓延防止のための自粛を呼びかけるなど、至って真面目なメッセージも発信。初回放送回では「自殺したいと思っている人が俺を観てバカバカしく思うようにしてみせる」と宣言した。YouTubeでしか見られない彼の素顔に、きっと虜となるはずだ。
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③にわか英会話でファックとか言ってるとどうなるか?
「井上ジョーJAPAN」

井上ジョーは見た目も喋りも日本人そのものだが、実は生まれも育ちもアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスの日系アメリカ人。本業はミュージシャンで、彼の代表曲は『NARUTO -ナルト- 疾風伝』のオープニングテーマにもなった『CLOSER』。
YouTubeでは音楽に関する投稿はもちろん、得意の語学を活かし、多言語の学習方法や最新のアメリカンカルチャー、日本と外国の文化比較、世界の時事問題解説など、非常に多彩な情報をウィットに富んだボキャブラリーで届けている。
例えば、“にわか英語の悪い言葉がどれくらいダサく聞こえるのか”を日本語に置き換えて説明した動画「エセ英語でイキってる奴のダサさをわかりやすく表現」は秀逸。背伸びしてスラングを多用したがる日本人の滑稽さを面白おかしく風刺しており、見ているこっちまで小っ恥ずかしくなる。誰もが照れ笑いしてしまうこと必至だ。
 

④若手ビジネスマンたち大注目
「サラタメさん」

若手ビジネスパーソンを中心に、急速に支持を拡大しているサラタメさん。その名のとおり、コンテンツはサラリーマンのタメになる書籍解説や転職情報、時事ニュースの読み解き方などがメインで、その高いの読解力やプレゼン力、言語化能力には脱帽せざるを得ない。
書籍解説は特に人気で、旬のビジネス書籍などに詰まった有益情報を2〜3項目に絞って、毎回10分程度で解説。「PREP法」を用いた簡潔な構成と視覚効果の高いアニメーションを用いながら、独自の考察や実践方法などについても的確にアドバイスするという辣腕ぶりだ。
なかでも、自身のモットーにもしている「エッセンシャル思考」に関する動画は傑作。エネルギーを分散させず、好きなことに集中して取り組む。それを可能にするための思考法について、本を紹介しつつ、自身の考えも踏まえて説明した全4部の力作。仕事で課題を抱えている人は、一度覗いてみては?
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