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2020.04.21

ニュース

ひと味違うイエメシに、パタゴニアが作る地球に優しい缶詰はどう?

新型コロナウイルス感染症の影響で、外出を控えている今日この頃。外食という選択肢が極端に限られている今だからこそ、家でのメシを充実させて、普段とは違う味を楽しみたい。
そこで今回は、あのパタゴニアからリリースされた缶詰をご紹介。
缶詰の中身
「サントーニャ・サバ・オリーブオイル漬」 [上]レモンケイパー、[左下]ローストガーリック、[右下]スパニッシュパプリカ 各780円/すべてパタゴニア プロビジョンズ www.patagoniaprovisions.jp
パタゴニア プロビジョンズは、人間の故郷である地球を救うために展開しているパタゴニアの食品事業。地球をなるべく傷付けない手法による農業や漁業をサポートしている。
この缶詰の原料になっているサバは、近年のサバ漁の主流になっている網ではなく、伝統的な釣り針と赤い糸を使う漁法によって、スペイン・サントーニャ沖で捕獲されたものを使用。この漁法はほかの魚を巻き添えにすることが少なく、しかも網を使うよりもサバを傷めずに済む。
そもそもサバを商品化したのは、食物連鎖ピラミッドの下位にある小型魚で個体数が多いため。サバの漁獲高を増やせば、間接的にマグロなどの絶滅危惧種を乱獲から守ることにつながるという。
漁の様子
そうして大切に一尾ずつ捕獲されたサバを、品質を損なうことなく、オーガニック・エクストラバージンオリーブオイル漬けに。
サントーニャのサバは非常に肉厚で、マイルドな風味と濃厚な旨みが特徴。ガーリック、パプリカ、ケイパーなどで風味がついているので、そのまま一品のおかずとして成立するし、パスタやサラダにアレンジしても良い。
ちなみにサバは今、優れた栄養面も注目されている。青魚なのでEPAやDHAなどのオメガ3脂肪酸が豊富なのはもちろん、ビタミンB12も多く含まれ、コレステロールや生活習慣病が気になる40代にはありがたい。
缶詰
こちらのサバ缶は、パタゴニアのオンラインショップでお取り寄せできる。いつもよりちょっとこだわったフードメニューで、自粛ムードの食卓をちょっとだけハッピーに演出しよう。
 
[問い合わせ]
パタゴニア プロビジョンズ
www.patagoniaprovisions.jp/
中山秀明=文


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