山や海で遊ぶのと、街を走るのでは車に求めることは変わってくる。できれば1台を、どっちのシーンにも使いまわしたい。
そこでおすすめしたいのが、軽自動車にSUVの良いところを巧みにトッピングさせたダイハツの「タフト(TAFT)」である。
2020年1月の「東京オートサロン2020」で公開されたプロトタイプが大きな話題を呼んだ「タフト」。車名はコンセプトである「Tough&Almighty Fun Tool」の頭文字に由来しており、その名が示す通り、オールマイティな実用性と武骨なスタイルをあわせ持っている。
まず目を引くのは、直線を多用したスクエアなボディ形状。フロントバンパーや前面のダクト、ヘッドライトの仕様も野性的で、その姿はタフなSUVそのもの。ボディカラー名も「レイクブルーメタリック」や「フォレストカーキメタリック」など、アウトドアにマッチしたものになっている。もともと軽自動車らしからぬデザインだが、グリルをメッキ仕様にするディーラーオプションで、さらにワイルドになる。
直線を基調とした内装も乗り手の気分を高めてくれる。細かい収納設備が豊富で、さらにトランク床面はメンテナンスが容易な素材になっているため、外遊びのギアを気にせず積んでOKだ。駆動部分は力強いパワーを備えつつ、もちろん軽自動車なので燃費性能も高い。
力強いボディの中に遊びの要素をたっぷり詰め込んだ、新型「タフト」。軽自動車と侮ることなかれ。スポーティーでアクティブで街でも車をフル活用させたい男たちの良き相棒となってくれるだろう。「タフト」は2020年6月発売予定。先行予約などに関する情報は、ダイハツ公式サイトでチェックを。
[問い合わせ]ダイハツ0800-500-0182www.daihatsu.co.jp中山秀明=文