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5:「MWC」A-11

SSケース、自動巻き、38mm径、4万2000円/MWC(デスティニー 03-6459-4640)

軍の要請によって生まれた、ミリタリーウォッチの申し子

名前のMWCは、ミリタリー・ウォッチ・カンパニーの略。1974年に旧ジンバブエ軍用の時計作成依頼を受けたことに端を発するブランドは、現在も各国の軍隊などの特殊ミッション用ウォッチの開発に携わるまさにミリタリーウォッチの申し子と言える存在。
今作は1940年代の米国空軍モデルA-11を再現。視認性に特化したシンプルでクラシックな面持ちは、古きよきパイロットウォッチそのもの。日本製の機械式ムーブメントを内蔵するなど信頼性が高く、コストパフォーマンスにも優れた本格派。
 
本物のミリタリーウォッチには、そこにしかない背景がある。その背景を想像する時間こそ、我々がミリタリーウォッチに魅了される理由なのだ。 
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増山直樹=文


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