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2020.04.10

たべる

歌舞伎町の隠れ家スナックを切り盛りする看板娘とモニター越しに乾杯した

「オンライン飲み会という名の愉悦」とは…
さて、この「オンライン飲み会という名の愉悦」では、過去の記事の中から特に反響が大きかった人たちに参加してもらうことにする。
初回にご登場いただくのは、昨年9月に取材した83人目の看板娘
歌舞伎町のアットホームなスナック「えぷろん」の店長、かえさん。
利用したのは“オンライン飲み会”に特化した「たくのむ」。2020年3月28日のリリース以来、72時間で2万5000ユーザーが利用し、7000件のオンライン飲み会が開催された。
オンライン飲み会サービス
ログインもインストールも不要、URLを共有するだけというのが特徴。
このサービスを提供しているのは1010株式会社(東京・新宿区)。代表の清瀬 史さんは言う。
「もともと構想はあったんですが、新型コロナウイルスが流行り始めたのを見て一気に開発しました。トータルの制作期間は3日ほどです」。
オンライン飲み会イメージ画面
オンライン飲み会のイメージ画面。
清瀬さんの実家は36年続く飲食店で、鍋を振る父や料理を運ぶ母の姿を見て育った。オーダーミスで作られた料理を食べることもよくあったという。
「自宅でのオンライン飲み会が広まると、いよいよ飲食店が危ないかもしれません。現在は、店舗と提携したうえで出前機能の実装を急ピッチで進めています」。
専用ルームを作成、URLを共有する。ものの10秒で準備完了だ。


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