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2020.03.31

時計

ビジカジ目線の腕時計を、品と個性と質が共存する北欧デザインで厳選

コスパ良しな「コレ買っ時計」とは?
年を重ねた我々が求めるさりげないオシャレ感。それを簡単に手に入れたいのなら、北欧デザインの腕時計を選べばいい。シンプルながら内に歴史や想い、技術を秘める一本は、静かに個性を主張する。
ここでは二針と三針に限定し、仕事にも役立つ5本を厳選した。
 

1:落ち着きとエレガンスのある“軽薄”なやつ
「ベーリング」ウルトラスリムシリーズ

SSケース、クォーツ、39mm径、2万1000円/ベーリング https://bering.jp
ベーリングのケースのスマートさはよく知られるところだが、さらにスマートなモデルがこのほど誕生した。その薄さは、驚異の4.8mm。軽やかな装着感も相まって、シャツの袖にも引っかかることなくすんなりと手元に収まってくれる。

北極から着想を得たというデザインは雪原のように精悍。滑らかなミラネーゼストラップとのコンビは心地良いフィット感とエレガンスをもたらす。そのうえ、風貌には傷がつきにくいサファイアガラスを使用するあたりに、数多の難所をくぐり抜けてきた同社の創設者であり冒険家、レネ・ケルスコフの気概がうかがえる。
この年で“軽薄”な男はいただけないが、こと腕時計に関しては例外なようである。
 

2:“藍”すべき美しさ!
「エルラーセン」ジャパンブルーコレクション

100本限定、SSケース、39mm径、2万9000円/エルラーセン https://llarsen.jp
1950年代から’60年代にかけ、世界中から賞賛を集めた北欧デザイン。それを機に黄金期を迎えたわけだが、エルラーセンの歩みはそれよりも前の1919年からすでに始まっている。
以後、常にデンマークの日常に深く寄り添ってきた。ジャパンブルーコレクションは、そんな名門の親日家としての新たな一面を垣間見得ることができる。
第一弾では和紙デニムが話題となった本シリーズ。第二弾となる今回採用したのはSUKUMOレザー。世界でも珍しい天然本藍染革にして国選定無形文化財である。藍の葉を熟成、発酵させ作られる天然染料の“すくも”は約600年の歴史を有し、その時々の条件で表情を変える。エルラーセンのシンプルなデザインは、その透明感のある美しい青をより引き立てるのだ。


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