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2020.03.28

からだ

ゴール前でのスプリント力が衰えたストライカーが、スタメンに返り咲いた時短トレ

「ジタンコウフカのススメ」とは…
時短高負荷
時短で理想のボディが手に入る「高地(低酸素)トレーニング」を、街中で体験できてしまうトレーニングスタジオ「ハイアルチ」。そのプロデューサー兼フィジカルコーチである新田幸一さんに、時短高負荷なトレーニングをレクチャーしてもらうこの企画。
今回は、フォワードとして欠かせないスプリント力を、年齢を重ねるにつれて持続できなくなり、活躍する機会が減っていってしまったJリーガーに新田さんが提案した時短トレーニングを紹介する。
【教えてくれる人】新田幸一さん         時短高負荷
高地トレーニングを街中で体験できるスタジオ「ハイアルチ」の開発者であり、プロデューサー。長年のトップアスリートたちへの指導経験を活かし、高地トレーニングの効果を最大限に引き上げるメニューを構築。現在は、浦和レッズの槙野智章選手をはじめとしたトップアスリートのほか、大学駅伝の選手たちのトレーナーも務めている。

原因はスプリント力を維持するスタミナ不足

サッカーは、持久力と瞬発力を高いレベルで両立させなければトップで生き残れないスポーツだ。つまり、フィジカルへの負荷が高い。ゆえに、ほかのスポーツと比較して、加齢による体力の衰えが顕著に出やすいスポーツといえる。某JリーガーのC選手も、加齢によるパフォーマンスの低下に悩むひとりだった。
C選手のポジションはフォワード。味方からパスを受けるにせよ、自らディフェンスをこじ開けるにせよ、とかくゴール前でのスプリント力が重視される。そんな選手としての生命線とも言える能力が、年齢を重ねるにつれて衰えていることを本人も自覚していた。
「パスされたボールにダッシュしても追いつけない」「いざシュート、というときにもボールに力がなく、ゴールが決められない」……。次第に出場機会が減るという憂き目に遭いながらも、その窮状を脱するため、ハイアルチでトレーニングを行うことを決断したという。
「ストライカーには、スプリント力を90分間維持することが求められます。そしてそのためには、単純にスタミナが必要なんです。結局はスタミナがないから、大事な局面でスプリント力やシュートする力が残っていない、ということになってしまう。
C選手が僕のところに来たときは、30歳という年齢もあってとにかく焦っていましたね。でも『30歳なんてまだまだ若い! トレーニング次第では、若いとき以上のスプリント力とスタミナを身につけられる』と確信していました」。
時短高負荷
そこで新田さんが考えたのが、スプリント力そのものを強化するのではなく、それを最後まで維持できるスタミナをつける時短トレーニングだ。


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