「スウェットパンツ」で逃げ得
すっきりクリーンな細スウェパン&白シャツの妙
部屋着? スウェットパンツは選び方次第だけど、上下で着ちゃうとアウト! さらにパンツが太くてヨレヨレ、膝も抜けて、かつ尻回りがズルっとしてオムツ状態というのは、最悪なコンボ。
回避するなら、シャープ見えする股上浅めなスリムテーパードのものを。ロゴはあえての1点縛り。ヴィンテージ加工ならば、さらに洒落感がアップする不思議。さらりと白シャツを羽織り、ベージュの足元でライトトーンで揃え、クリーンさを強調するのだ。
逃げ恥くんの肖像ロゴは多いほど幼く見えると心得よ。その辺の小学生男児になっちまうぜ。
「デニム」で逃げ得
ワイドテーパードでリジッド&タックイン
スキニーを太腿ビッチビチにカマして、パンプアップした大腿四頭筋を強調。もちろんTシャツだってビッチビチ。大胸筋で胸ロゴを動かす俺のイリュージョン見る? ひと昔前のこの手のこなしは、ともするとナルシストに見られて周囲に引かれる可能性大いにありますよ。
今、クリーンなのは、ワイドテーパードのデニム。リジッド&Tシャツタックイン、おまけにニット肩掛け&革靴を身に着けて自己満ではなく上品さを全開に。リラックス感て、こんなふうに出すんだね。
逃げ恥くんの肖像いい大人になったらオラオラ系は、もう卒業しましょうね。
西崎博哉(MOUSTACHE)、河津達成(S-14)、渡辺修身=写真(人物) 比嘉研一郎、恩田拓治=写真(取材) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介、星 光彦、平野俊彦=スタイリング yoboon(coccina)、MASAYUKI(The VOICE)=ヘアメイク 境 陽子=イラスト 髙村将司、増山直樹、今野 壘、谷中龍太郎、菊地 亮、増田海治郎=文