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2020.03.27

ライフ

「僕らはこんな上司に憧れる!」新入社員の約半数が求めた理想像とは

備えよ。俺も、新学期とは・・・
イマドキの新入社員100人に5つの質問を問いかけて、そこから理想の上司像を探るこの企画。

働き方改革やワークライフバランス。仕事への向き合い方が変わるなか、新入社員はどんな姿勢で仕事に臨む上司に憧れるのか。「Q2.仕事で憧れる上司はどんな人?」と聞くと……
【Q1.新入社員が上司に求める条件】を読む。
【Q2.仕事で憧れる上司はどんな人?】
A)プライベートより仕事をバリバリこなす上司……7%
B)1人でなんでもこなす天才肌の上司……22%
C)みんなで課題をこなしていく監督みたいな上司……48%
D)仕事よりプライベートが充実している上司……23%
100人中、約半数が「憧れる」と答えたのが、監督みたいな上司だった。

第1位「みんなで課題をこなしていく監督みたいな上司」


チームに的確な指示を出し、叱咤激励で士気を上げる。部下を導くリーダーシップのある上司が求められているようだ。詳しい回答理由を聞くと……
「みんなのことを考えてくれる上司は、心から信頼できる」(18歳・男性・大阪府)
「自分がチームの一員になれたって感じられるから」(19歳・女性・福岡県)
仕事さえすれば一匹狼でも格好いいだなんてひと昔前の価値観。仕事もやっぱり、ワンチームの精神が重要だ。
 

第2位 「仕事よりプライベートが充実している上司」


次いで支持されたのはプライベート重視派の上司だ。「自分の理想的な生き方だから」(25歳・男性・大阪府)や、「そもそもプライベートが充実しないといい仕事もできないと思う」(18歳・男性・山梨県)など、自身の仕事に対するスタンスを重ねる新入社員が多かった。
このことからは、我々以上にワークライフバランスを重視する彼らの価値観が見て取れる。
また、プライベートを大事にできる上司は、“オン・オフの区別がついている”と大人の余裕も感じさせるようだ。
 

第3位 「1人でなんでもこなす天才肌の上司」


才能のある者は常に羨望の的となる。天才肌の上司に憧れると答えた新入社員からは、「自分にはできないから」(22歳・男性・福岡県)「学ぶところが多い」(24歳・男性・東京都)などの声が聞かれた。
そのカリスマ性が支持されるその反面、「楽ができそう」(25歳・女性・埼玉県)と自分の仕事量が減るからいい、という意見もあった。新入社員を育てるには上司が完璧すぎるってのも考えもの!?
 

第4位 「プライベートより仕事をバリバリこなす上司」


「24時間戦えますか」なんて、某ドリンク剤のCMノリな上司はもう古い? プライベートより仕事を選ぶ上司は、イマドキ新入社員の支持率7%とイマイチの反応だった。
なかには「身を犠牲にして仕事に取り組むってスゴい」(21歳・男性・大阪府)という声もあったが、ワークライフバランスが常識となった今、バリバリ仕事ができるだけでは、真に格好いい上司とは言えないのかもしれない。
次回は、新入社員にとって“頼れる上司”になる方法を探ってみよう。
「備えよ。俺も、新学期」
ピカピカの新入社員が入社してくる4月。我々は彼らと上手く付き合うためにどんな備えをしておくべきか。大人も新学期を迎える今、知っておきたい新入社員と向き合うための豆知識。上に戻る


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