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2020.03.30

時計

Gショック世代のハートに刺さる、春の最新コラボモデル3選

「春のなんでも3選’S」とは…
オーシャンズ世代=Gショック(G-SHOCK)世代、と言っても差し支えはないだろう。’90年代のGショックはどのモデルも飛ぶように売れ、巷では高額トレードも横行。稀少なコラボものなんて手にした日にゃ1カ月は優越感に浸れたもんだ。
でも、それを過去の話にするにはまだ早い。だって、いまだに心躍るGショックはざくざくあるのだから。ということで、我々のテンションがブチ上がる注目のコラボGショック3選をご覧あれ。
 

「英国陸軍、お墨付き」
ブリティッシュアーミー×Gショック

「GG-B100BA-1AJR」5万2000円/カシオ計算機 03-5334-4869
年を重ねれば趣味趣向も変わってくる。しかし、ミリタリーものに関しては話が別。その男くささは、いくら時代が移り変わっても男ゴコロをくすぐって止まないし、この英国陸軍とのコラボモデルはまさにそれを雄弁に物語っている。
ベースとなったのは、耐久性、耐衝撃性、防塵性、防汚性に優れる「マッドマスター」のGG-B100。“過酷な環境にも耐えうるものを”とのテーマで作られる「マスター オブ Gシリーズ」のなかでも、ひと際タフな一本だ。
パッケージもスペシャルすぎ。英国陸軍の紋章にシビれる。
今回は英国陸軍監修のもと、ラバーブレスにカモフラージュ柄をあしらい、ループには英国陸軍の紋章を刻印。誉れ高いグローバルなコラボに、思わず背筋もシャキッとするに違いない。
 

「頭文字Bの今回は……」
バートン×Gショック

「GG-B100BTN-1AJR」5万2000円/カシオ計算機 03-5334-4869
’90年代、国内のウィンターレジャーに革命が起こった。スキー全盛だったバブル時代、その一強体制を打ち破ったのがスノーボードだった。その革命軍を支えたブランドこそが、バートンである。
コチラはそんなバートンとの共作だが、この両者の関係は深く、これまでにもたびたびコラボモデルを発表。しかし、今回はとりわけ、今のウィンタースポーツ事情を的確に捉えた、実に緻密な作品だと言えるだろう。
想定した使用シーンは、大自然を滑走するバックカントリー。それを表すかのように、バンドには雪化粧をまとったブリティッシュコロンビア州の森林をイメージした“ツリーカモ”のプリントが施してある。
随所に入ったパステルカラーは、白銀のゲレンデでも視認性の高さを保証。もちろん、カーボンコアガード構造やマッドレジスト構造など、Gショックのアイデンティティを担保する機能もしっかりキープされている。これを腕に巻き、また来年の冬を待とうじゃないか。
 

「カリスマ同士の鉄板コラボ」
ロンハーマン×Gショック

2万9000円/ロンハーマン 03-3402-6839
ベゼルもストラップも、すべてがブラック。しかもケースは、これまでのGショックとは一線を画す薄さで、どこかモードな雰囲気が漂う。
ベースとなっているのは、Gショックのスポーツライン「G-ライド」のなかでもエクストリームスポーツの選手から絶大な信頼を得る「GWX-5700」。
裏蓋にはロンハーマンのロゴが光る。さらに、ロンハーマンのメルローズ店のアドレスも刻印されたスペシャル仕様。
その薄さと装着性の高さは特に際立っていて、持ち前のタフさはもちろんのこと、独自の電波ソーラーでわずかな光も動力に変える優れモノだ。タイドグラフを搭載し、世界100カ所の潮汐データを内蔵。それぞれの波の状態も瞬時に確認することだってできる。
もともとクールなGショックを、さらにクールに料理するなんて、さすがロンハーマン。年を重ねた我々にどストライクな一本だ。
 
Gショックとはご無沙汰な大人も、これを見て若き日のアツい熱量が蘇ったはず。躊躇する必要はない。童心に帰り、直感で選びたまえ。
春のなんでも3選’S
この春の やりたい! 知りたい! 手に入れたい! アレコレをジャンルレスでピック。それぞれの“3選’S”を披露する。上に戻る
菊地 亮=文


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