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より集中したいという方は、自宅用の伸縮パーテーションも販売されていますので、検討してもいいでしょう。急なWEB会議の際にも、部屋の様子が映らず便利です。
色画用紙や付箋などを使って、自分の状態を視覚的に開示するといいでしょう(写真:masa/PIXTA)
そして生活音については、「つねに静かにして気を遣う」とお願いするのもご家族にとって負担になってしまいます。色画用紙や付箋などを使って、赤・青・黄の3色で自分の状態を視覚的に開示しましょう。
赤は「WEB会議・電話中」。掃除機や洗濯など、音の出る家事全般を避けてもらいます。開始時間があらかじめ決まっている会議は、朝に家族に連絡をしておきましょう。
黄色は「集中したい作業中」。話しかけたりTVを流すなど、気が散る行動は避けてもらいます。
青色はメールチェック等、「軽めのタスク中」。この間は騒音OKとし、ご家族にもリラックスして過ごしてもらいます。

夫婦で仕事している人は……

ご夫婦で食卓を共有デスクとしている方もいるかと思います。
『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』
『モノが多い 部屋が狭い 時間がない でも、捨てられない人の捨てない片づけ』
「聖域」の広さは人それぞれですが、プライベートゾーンがあるほうが集中できる方は、作業用デスクをレンタルする・食卓にパーテーションを立てるなどして、お互いのテリトリーを明確にするといいでしょう。
オリンピックの開催による交通機関混雑なども見越され、今後ますます在宅勤務の機会が増えてくるかと思います。
「仕事はオフィス派・カフェ派」の方も今一度、ご自身の部屋を見直してみてください。少しの工夫で、自宅での業務効率は格段にアップするはずです。スッキリした部屋で、最高のパフォーマンスで仕事をしましょう!
 
米田 まりな:整理収納アドバイザー1級
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記事提供:東洋経済ONLINE


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