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主要路線や商業施設に対応した「MAMORIO Spot」が特に便利

捜索の際、さらに有効なのが現在700路線以上の交通機関に対応しているという「MAMORIO Spot(マモリオスポット)」だろう。これは、対応する遺失物センターにマモリオ(が入った財布など)が届いた場合、その情報をユーザーに伝えてくれる機能だ。
MAMORIO Spotのステッカー
対応する遺失物センターには、このステッカーが貼られている。
落とし物をした経験がある人なら、遺失物センターに問い合わせをする面倒や気まずさを、よく知っているはず。マモリオ スポットによってそうした面倒や気まずさが解消されるというだけでも、筆者のようにマモリオに魅力を感じてしまう人も多いのではないだろうか。
3000~4000円程度の出費で、忘れ物や落とし物、または盗難の対策ができると考えれば、費用対効果の高いガジェットといえるマモリオだが、ひとつだけ注意しておきたい点がある。
それは、マモリオの電池が切れてしまうと、捜索ができなくなってしまうことだ。マモリオ本体は、内蔵電池(交換不能)で駆動するしくみになっており、電池の寿命は約1年。もし継続して使いたいのであれば、利用開始から180日が経過すると「OTAKIAGE(オタキアゲ)」という本体交換プログラムが利用可能となるため、ぜひこちらを活用してみては。
貼るタイプの「MAMORIO」
夜の付き合いが多い大人の男性にとって、財布の落とし物は、結構高確率で発生するリスクといえる。また、最近になって推奨ムードがさらに強まっているテレワークをする際にも、大事な資料が入ったカバンやノートPCの紛失リスクには、万全の備えをしておきたいところだ。余計な心配を減らし快適な毎日を過ごすという意味でも、マモリオのような忘れ物防止タグは、働く男たちの新たな必需品といえるのではないだろうか。
【問い合わせ】
マモリオ製品サイト
https://mamorio.jp/
石井敏郎=文
1970年横浜市生まれ。Windows95発売時よりテクニカルライター&編集者として活動。現在はITのほか、音楽やファッション、フィジカル系の記事執筆を行っている。



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