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手元から離れた際に即通知。履歴を辿って自分で探すこともできる

マモリオのセッティングは、とても簡単だ。専用アプリをインストールし、アカウント登録と連携設定を行えば、すぐに使えるようになる。
財布に「MAMORIO」
もっとも頻繁に利用することになるのは、セッティングしたマモリオが手元にあるかどうかを教えてくれる「アラート機能」だろう。スマートフォンとマモリオの距離を定期的にチェックし、一定距離以上離れている場合に通知を出して確認を促してくれる。
専用アプリ
アプリから位置を地図で確認。
専用アプリ
一定以上距離が離れた場合には、プッシュ通知でも知らせてくれる。
最後に確認できた位置だけでなく、それ以前の履歴が参照できるのは、とても便利なところだと思った。手元に見当たらない場合でも、直前に確認された場所まで戻り、自分で探すことができるからだ。ちなみに、マモリオとスマートフォンとの通信距離は、製品サイトによれば60メートルまで有効となっている。
専用アプリ
iOS版アプリの最新版では、登録してある複数のマモリオが手元からどれだけ離れた場所にあるかをまとめて確認できる「持ち物チェック」機能が追加された。
これだけでも忘れ物や落とし物の予防に十分役立つが、それでもうっかりミスは起こるもの。マモリオならではの特徴も、紛失時の捜索において、もっとも発揮されるといってよい。
中でも特にユニークなのが、紛失したマモリオが、別のマモリオとすれ違った際に、その位置を知らせてくれる「みんなでさがす機能」だ。
「みんなでさがす」機能
マモリオの製品サイトを見ると「みんなでさがす」機能が働いた件数をリアルタイムで確認することができる。
もちろん、別のマモリオとすれ違ったという情報は、紛失しているユーザー以外には伝わらない。マモリオユーザーが少ないエリアでは、あまり効果を発揮しない機能ではあるが、製品サイトやメーカーが公表している情報を見る限り、都市部では結構な確率でマモリオ同士のすれ違いが起こっているようだ。


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