ブルガリの“最高に豊かな”500
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イタリアを代表するジュエラーであるブルガリが作った世界に一台の500のテーマは「MAI TROPPO(溢れる豊かさ)」。豪奢なインテリアに上質な素材、刺激的な色使いなど、ブルガリのクラフツマンシップが結集した一台となっている。
車体に施されたメタリックペイントには、目の覚めるようなインペリアルサフランカラーに、ヴァレンツァのジュエリー工房で、ジュエリー製造時に得た金粉を混ぜ合わせている。
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ホイールリムには8ポイントスター、そしてダッシュボードはブランドを代表する「ディーヴァドリーム」の扇形モチーフが描かれたシルクで覆われ、レザーシートには同じく扇形モチーフの刺繍とゴールドフレームの装飾が施されている。
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またステアリングホイールの中央に配されたブルガリと500のロゴモチーフには、アメジスト、シトリン、トパーズがあしらわれ、取り外してブローチとしても纏えるという徹底ぶりだ。
そして今回の取り組みは、ただワンオフの500を作ろうというものではない。この500は今後チャリティオークションにかけられ、その全収益は、地球環境と生物の多様性を守るべくレオナルド・ディカプリオが設立したNPO「Earth Alliance(アース アライアンス)」に寄付される予定なのだ。
フィアットが踏み出した新たな一歩に、アルマーニとブルガリが最高の賛辞を送った新しい500。次の時代も僕らのスタンダードとして、走り続けてくれるに違いない。