>連載「隣のオッサンは青いか?」を読む40代男性にとって気になる隣のお金問題。そのひとつとして、
前回は「40代の借金事情」を調査した。今回も引き続き借金をテーマに、そのメリットとデメリットを聞いてみた。
およそ半数が、借金にメリットを感じている
Q.あなたは借金をしたことがありますか?(ショッピングローン、住宅ローン、自動車ローン、教育ローン、奨学金などは除く)
・したことがある 38.5%
・したことがない 61.5%
まずは前回のおさらいになるが、40代男性のうち、借金をしたことがあると答えた人はおよそ40%ということがわかった。
これを念頭に、借金をしたことがある人たちに「借金をして良かったか否か」についても聞いてみた。すると意外にも、借金をして「良かった」とポジティブに捉えている人が半数近くいたのだ。では、借金のメリットとは一体?
【借金をすることによるメリット】
・「利息は当然かかるが、とりあえずその場はしのげるから」(44歳・会社員)
・「急な用事に間に合い、チャンスを逃さずに済んだ」(44歳・会社員)
・「人との繋がりが増えた」(47歳・会社員)
・「節約できるようになった」(46歳・会社員)
多かったのが、「とりあえず、その場をしのげた!」という回答。例えば、「急な用事に間に合い、チャンスを逃さずに済んだ」(44歳・会社員)という回答のように、借金を次の仕事に繋げるための手段として活用し、好結果を呼び込むケースも中にはある。
また、借金をしたことでお金の大切さを再認識し、節約できるようになったという回答も。これも借金をひとつの経験として、ポジティブに意識転換した好例といえるのかもしれない。
しかし、やはり借金をしたことによって悩まされている人も多い。メリットの先で向き合わなければならない、借金の現実とは?
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