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2020.03.02

ライフ

アシュタンガヨガの第一人者・更科有哉にとって「ヨガはより良く生きるための術」

>連載「37.5歳の人生スナップ」を読む
更科有哉
健康・美容志向の高い人々に人気のヨガ。一時のブームで終わることなく、いまや愛好者は国内600万人といわれるほど広く受け入れられている。ヨガインストラクターとして活躍する更科有哉さん(42歳)も、そんなヨガの魅力にとりつかれたひとりだ。
「25歳でヨガに出会ったので……、ヨガ歴は17年目でしょうか。とはいえ、ヨガを仕事にしようと思ったのは30代に入ってからでした」。
取材当日は、ヨガの聖地であるインドから帰国したばかり。40代とは思えないすらりとしたスタイルに、ホリの深い顔立ち。褐色の肌は太陽の下で光っていた。まさにヨガの健康効果を体現したような若々しいルックスの更科さんが取り組んでいるのは、高い技術力を要する「アシュタンガヨガ」だ。
更科さんのヨガは、私たちが“ヨガ”というフレーズから連想するものとは少しかけ離れている。肉体の限界に挑戦したようなポージングは、もはや芸術の域。実は更科さんはアシュタンガヨガの聖地インドで、日本人としては最もポーズが進んでいる練習生なのだ。
いったい、なぜアシュタンガヨガの道を進むようになったのか。その人生に迫った。


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