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2020.02.29

からだ

低酸素下で30分走るだけ。免疫力アップのカギは“基礎体温を上げる”ことにあり!

「ジタンコウフカのススメ」とは・・・
時短高負荷
時短でボディシェイプが叶う、今注目のトレーニングメソッドである「高地(低酸素)トレーニング」。それを街中でできてしまうトレーニングスタジオ「ハイアルチ」のプロデューサー兼フィジカルコーチの新田幸一さんに、時短高負荷なトレーニングをレクチャーしてもらう。
今回のテーマは免疫力アップ。風邪などさまざまな体の不調に負けない、免疫力を向上させるトレーニングを紹介する。
【教えてくれる人】新田幸一さん         時短高負荷
高地トレーニングを街中で体験できるスタジオ「ハイアルチ」の開発者であり、プロデューサー。長年のトップアスリートたちへの指導経験を活かし、高地トレーニングの効果を最大限に引き上げるメニューを構築。現在は、浦和レッズの槙野智章選手をはじめとしたトップアスリートのほか、大学駅伝の選手たちのトレーナーも務めている。
 

ミトファジーを活性化させて基礎体温を上げる!

体温と免疫力には深い関わりがある。体温が低いと免疫力が低下するだけではなく、スタミナ不足や太りやすくなるなど、さまざまな弊害が発生するのだ。
「これはハイアルチで定期的にトレー二ングをしている、女子サッカーのN選手のエピソードなのですが、彼女は『フィジカルが弱い』という悩みを抱えていました。実際に話を聞いてみると、『朝が弱くて朝食が食べられない』、『午前中の練習でスタミナが続かない』、『太りやすい』と、問題は山積でした。
本人いわく、基礎体温が低いのが原因のひとつではないだろうかと言うのです。僕もその意見には賛成。とにかく、基礎体温が低いと免疫力も低くなるし、アスリートにとっていいことなんてひとつもない。ということで、試しに基礎体温を上げることに注力してトレーニングしてみようか、ということになりました」。
時短高負荷
そこで新田さんがN選手に提案したのが、「ミトファジー」を発生させるトレーニング。ミトファジーとは簡単に言うと、損傷・劣化したミトコンドリア(体を動かすためのエネルギーを作り出す器官)を自動的に除去することで、その機能を保とうとする仕組みのこと。ミトファジーが活性化されると、体は新鮮なミトコンドリアで満たされることになる。
「ミトファジーは、ある特定のストレスを与えることで活性化することがわかっています。そして、そのひとつが『低酸素環境下に置く』ということ。ミトコンドリアは熱をつくる器官でもあるなので、ミトファジーを活性化して体内のミトコンドリアをフレッシュにすれば、基礎体温も上昇する。そこが狙いです」。
では実際、N選手はどのようなトレーニングを行ったのだろうか?


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