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2020.03.03

ファッション

大人カジュアルの大定番・アメカジの予習&復習は、この3アイテムから

オーシャンズ世代にとってアメカジは、青春時代の象徴であり、今も休日の頼もしい相棒だ。定番アイテムの魅力を復習しつつ、あの頃とはひと味違うアメカジの着こなし方を学んでみよう!
まずは、デニムジャケット、軍パン、ネルシャツのコーディネイト。
 

デニムジャケットはスラックスが正解

デニムジャケットはタック入りのスラックスでキレイめにこなしてみる
デニムを上下セットアップで着るのは、キマれば最高にカッコいいけれど、体型が怪しくなってきた中年世代にはちとキツい。なので、大人っぽくキレイめにまとめるには、タック入りのスラックスが正解。足元はローテクなスニーカーだと調子良くまとまる。
デニムジャケット3万5000円/リーバイス ビンテージ クロージング(リーバイ・ストラウス ジャパン 0120-099-501)、スウェット1万4000円/ヴォート メイク ニュークローズ(ヘムト PR 03-6721-0882)、パンツ3万4000円/マーカウェア(パーキング 03-6412-8217)、スニーカー9000円/ナイキ スポーツウェア(ナイキ 0120-6453-77)
思えばずいぶん長い付き合いになったものだ。妻ではなく、デニムジャケットの話である。1980年代後半の渋カジ流行時にはリーバイスに初めて袖を通し、渋谷系が流行したらA.P.C.でヨーロッパのフィルターを通したデニムジャケットの魅力を知った。
’90年代中盤のヴィンテージブームのときは、レア物の発掘に夢中になり、世界に先駆けて古着に大枚をはたいてきた。オーシャンズ世代にとってデニムジャケットは、その前の世代の紺ブレと同様に、ワードローブの核であり続けているのだ。
デニムを上下セットアップで着るのは、キマれば最高にカッコいいけれど、体型が怪しくなってきた中年世代にはちとキツい。
デニムジャケットはタック入りのスラックスでキレイめにこなしてみる
しかし、着こなしは一変した。’80〜’90年代のデニムジャケットの着方は、小さめのサイズをピタピタで着るのが鉄則。だが、体も懐もぶ厚くなった今は、ゆったりしたサイズ感で着るのが正解。無理に大きいサイズを選ばなくても、ここ数年のオーバーサイズ流行りのおかげで、どのブランドも身幅たっぷりでドロップショルダーのものが主流だ。
ヴィンテージも、’90年代では見向きもされなかった44以上のビッグサイズが世界的に高騰しているらしい。合わせるパンツは少し太めのスラックスが気分。ヌケ感のある大人っぽい雰囲気に仕上がりますよ。


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