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2020.02.22

からだ

時短で効く体幹トレーニングの正解は「トカゲのように歩く」ことだった

「ジタンコウフカのススメ」とは・・・
時短高負荷
時短でボディシェイプが叶う、いま注目のトレーニングメソッドである「高地(低酸素)トレーニング」。それを街中でできてしまうトレーニングスタジオ「ハイアルチ」のプロデューサー兼フィジカルコーチの新田幸一さんに、時短高負荷なトレーニングをレクチャーしてもらう。
今回は、サッカー、野球などのトップアスリートたちも実践する、体の重要パーツの連動性を高め、動ける体をつくれる、超時短&高効率トレーニングを解説する。
【教えてくれる人】新田幸一さん         時短高負荷
高地トレーニングを街中で体験できるスタジオ「ハイアルチ」の開発者であり、プロデューサー。長年のトップアスリートたちへの指導経験を活かし、高地トレーニングの効果を最大限に引き上げるメニューを構築。現在は、浦和レッズの槙野智章選手をはじめとしたトップアスリートのほか、大学駅伝の選手たちのトレーナーも務めている。 

四肢をしっかり連動かせてこそ、強い体幹が生きる!

ゴルフのスコアを伸ばしたい、草野球で4番を打ちたい、草サッカーでまわりをアッと言わせるシュートをキメたい。大人でも日常的にスポーツが身近にある人なら、こういった野望を密かに持っているはず。だからこそ、地道にトレーニングしているのだが、一向に効果が出ない……。その理由は体幹にある。
「確かに体幹トレーニングは、スポーツのパフォーマンスを高めるうえで必須です。体幹がしっかりしていなければ、体を安定して動かすことができない。ボールを狙ったところに蹴る、投げる、軸をブラさずに打つ……。何をするにも体幹は基本ですね」。
今や世間的にも一般化した体幹トレーニング。「いや、やってるけど効果が出ないんだよなあ」と疑心暗鬼に陥っている人も多いはずだ。しかし、新田さんによれば、一般的な体幹トレーニングにはプラスαの要素が欠落しているという。
「体幹が強靭でも、そこから生えている四肢がスムーズに連動して動かないと、動きはメチャクチャになってしまいます。例えば、行進をイメージしてみてください。右脚を踏み出したとき、同時に右腕を前に振ったら、ギクシャクした動きになりますよね。サッカーでボールを蹴るときも、軸脚で体を支え、もう一方の脚を股関節から動かしてしっかり振り抜かなければ、ボールの方向も定まらないし、威力もなくなってしまう。つまり、右腕、左腕、右脚、左脚、それぞれが要求される動きに対応できないと、パフォーマンスは高まらないんです」。
時短高負荷
そこで、今回紹介する「コモドドラゴン」だ。サッカー、野球、ゴルフ……、さまざまなスポーツのトップアスリートが、今このトレーニングを取り入れているという。


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