ももこ またビーニーの色合わせ!
編集長 黄色が利いてるね。
ももこ 結構スポーティですよね?
メイジ あっ、こういう感じはどうですか?
編集長 あー、一気にシックな感じ。
メイジ 僕、会長のコーディネイトをたくさん見て、ひとつ発見がありまして。
ももこ 何ですか?
メイジ 8〜9分丈のパンツで靴下を見せて、そこにバッシュ合わせるんです。
編集長 ふむふむ。
メイジ そうすると、ストリート感が緩和されるんですよ。
ももこ エア ジョーダンだけど、ドレスシューズっぽささえある!
編集長 バッシュって、履くとコテコテになりがちだけど。
ももこ これだとシュッとして見えます。さすが会長です♡
メイジ 服のサイズ感もジャストだからいいのかも。
編集長 スポーツやストリート系の服と合わせてないのもいいのかも。
ももこ ムードのあるレストランやバーにも全然行けそう。きっと奥さまは一緒に……ズルい。
編集長 Tシャツがマーティン・ルーサー・キング・ジュニアってのもいいなぁ。カルチャー感じるわ。
ももこ ヴィンテージですかね?
メイジ クリス・ポールやセレブ御用達のヴィンテージサプライヤーがいるらしい。オシャレに気を遣ってる若手プレイヤーたちも顧客みたいよ。
編集長 面白い世界があるもんだ。
メイジ これとかも惚れ惚れします♡
編集長 すごい! オシャレ。モテるだろうな、これは。
メイジ 妻子持ちです(笑)。
ももこ タートルネック好きな女子も多いと思います♡
編集長 ジャケットはこれぐらいカジュアルな形がよさそう。
ももこ ところで、会長って身長は?
メイジ 185cmくらい。NBA選手としては決して大柄じゃないんだよ。
編集長 じゃあ日本人も参考にできそうだね。
ももこ ストリートからドレスまで何着ても似合う会長って……ステキ♡
メイジ 個人的な極め付きは、コレ!
ももこ あら! こんな個性的なパンツまで! ヤダ!
メイジ 37.5歳ぐらいになったら、俺も似合うようになるのかなぁ……。
編集長 渋いなー。それに、またサカイじゃないか?
ももこ どれですか?
編集長 パンツ。ペンドルトンとのコラボだよ。
ももこ 会長はサカイのファンなのかしら。
編集長 いやー。普通、逆だもんな。
メイジ 逆とは?
編集長 トップスに柄物で、パンツは柄なしの人が多いよね。
メイジ なるほど。確かに僕もそうしちゃいますね。
編集長 そもそもペンドルトンはネルシャツのイメージがあるし。
ももこ そこをあえてパンツに取り入れるあたりが……。
編集長 ファッション偏差値の高さを証明している、と。
メイジ NBAにはまだまだ洒落た選手がいますよ。例えば……
編集長 ピッペンは?
ももこ (無視)今のNBAの顔、レブロン・ジェームズはどうなんですか?
メイジ よく知ってるね! いいね。
(
編集長 ピッペンは史上最高のオールラウンダーだからな)
メイジ じゃ、次回はレブロンをチェックしましょう!
編集長 90年代にシカゴ・ブルズを引っ張ったのはピッペンだったって言われてるけど、あの時代ってのは本当に……(略)
◆
次回はマイケル・ジョーダンと肩を並べるNBAの王様、レブロン・ジェームズのオフコートスタイルをピックアップ。駆け出し編集者のももこがキングを相手にチクッとダメ出し!?
NBAのオフコート事情●日本人選手の参戦により国内にNBAブームが到来。スター選手たちの華麗なプレーはもちろん、見どころはコート外にも。そのひとつが選手たちのファッションだ。“NBAランウェイ”に見るオシャレ事情。
上に戻る 市川明治=文