「バニー」のネックレス
ラグジュアリーからストリート、そしてスポーツブランドまで、多岐にわたるジャンルで経験を積んだ多彩なデザイナー、アンドリュー・バニーが2009年にロンドンで設立したバニー。シンプルなK18YGのネックレスは、カービングした留め金がアクセント。男が身に着けるネックレスならこのくらいの主張が丁度いい。
「ジョージ ジェンセン」のリング
“北欧デザインの父”と称される名デザイナー、ニング・コッペルの娘、ニナが2000年に発表した「フュージョンコレクション」。セパレートしたK18YGリングは合体させて身に着けるのはもちろん、片方だけや2つを離して装着するなど、自由に組み合わせて楽しめる。シンプルでモダンな中に遊び心と個性を秘めるのだ。
「トムウッド」「アーム」のリング
[左]クリエイティブ・ ディレクターのモナ・ヤンセンが、家族への想いをジュエリーに込めた「ザ プチ コレクション」。こちらは父の姿からインスピレーションを得たポリッシュ仕上げのシグネットリングだ。ミニマルかつ滑らかな造形は、決して華美でなく、さりげなく指を飾ることができ、金のリングを品良く取り入れることができる。
[右]北海道根室を拠点とするジュエリーデザイナーの古川広道が手掛けるアーム。サンスクリット語で聖音、英語では腕、フランス語だと精神や魂、それらを合わせての造語から名付けられた。厚みのあるK20YGリングの表面は梨地で仕上げられ、内側には森の中に佇む鹿や木々が、隅々まで美しく、芸術的なまでの手作業によって刻印される。
「ダントミマツ」「ファイブサーティーパーク」のブレスレット
[上]プロダクトデザイナー・富松暖が立ち上げたシグネチャーブランドは、要素を極限まで削ぎ落としたデザインと凛とした佇まいが特徴。この「ラバー バンド」シリーズのK18YGブレスレットは、モチーフとなった輪ゴムのように歪なカーブを描き、繊細さが際立つミニマルデザインを採用。控えめに静かに手首を飾ってくれる。
[下]デザイナー・青柳龍之亮がディレクションし、職人の手によって生み出されるモダンジェントルマンのためのジュエリーブランド。日常品である安全ピンをモチーフにした遊び心溢れるK18YGブレスレットは、チェーンの片方が2重でアシンメトリーになることで動きが生じ、新鮮な見え方をする。
清水健吾=写真(人物) 鈴木泰之=写真(静物) 菊池陽之介=スタイリング(人物) 松平浩市=スタイリング(静物) 松本和也(W)=ヘアメイク 谷中龍太郎=文