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完全キャッシュレス化はまだまだ先か!?


しかし、昨今は現金を持ち合わせていなかったとしても、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済アプリなど、消費増税以降、キャッシュレスが徐々に浸透しつつある。それによって現金がなくても生活できる時代になってきたが、シーンによっては明暗が分かれるようで……。
・「仕事中に昼食を取ろうと思ったら財布を忘れたので食べずに過ごそうと思ったら、何かのポイントカードがあってその場を凌げた」(44歳・会社員)
・「貯めてあったTポイントを使った」(44歳・自営業)
・「QRコード決済のキャンペーンで支払おうとしたら、サーバートラブルで結局現金のみ。結局足りなかった」(43歳・会社員)
・「飲食店でスマホ決済しようとしたら使えないとわかり焦った。近所だったので嫁さんに来てもらった」(46歳・経営者・役員)
還元と銘打って買い物するたびに貯まるポイントや、何かのキャンペーンで知らずにチャージされていた数千円。「ちっともお得感がないよなあ」と思っていたものの、いざお金がないとき、こいつにギリギリ救われたという好例もチラホラ。その一方で、サーバーや機械の故障など、予期せぬトラブルが発生した際、キャッシュレス決済ができなくなって困った経験がある人も多い様子。便利なのか不便なのか、まったくわからない世の中だ。
「現金は持たず、財布も小さいもので十分」などと、ライフスタイルの変化は確実に押し寄せているとはいえ、「自販機でジュースを買おうとしたら10円足らなかったので、買うのをあきらめた」(48歳・会社員)という回答からもわかるように、たとえ1円でも足りなければモノは買えない。大人の40代男性としては、外で赤っ恥をかかない程度の現金を程度の常に用意しておくのが得策なのかもしれない。

ファストアスク=アンケート協力
対象:既婚子持ちの40代男性195人


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