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2020.02.15

からだ

リズムに合わせてジャンプするだけ! 3分間の時短トレで老化予防

「ジタンコウフカのススメ」とは・・・
時短高負荷
時短でボディシェイプが叶う、いま注目のトレーニングメソッドである「高地(低酸素)トレーニング」。それを街中でできてしまうトレーニングスタジオ「ハイアルチ」のプロデューサー兼フィジカルコーチの新田幸一さんに、時短高負荷なトレーニングをレクチャーしてもらう。
今回は加齢とともに衰える「俊敏性」を強化できる、時短高負荷トレーニングについて。
【教えてくれる人】新田幸一さん         時短高負荷
高地トレーニングを街中で体験できるスタジオ「ハイアルチ」の開発者であり、プロデューサー。長年のトップアスリートたちへの指導経験を活かし、高地トレーニングの効果を最大限に引き上げるメニューを構築。現在は、浦和レッズの槙野智章選手をはじめとしたトップアスリートのほか、大学駅伝の選手たちのトレーナーも務めている。
 

とっさのことに素早く反応できなくなったら……

毎朝の通勤ラッシュや休日のジョッピングモールなど、家庭を持つ40代男性の多くが避けては通れないのが人混みだ。考えるだけでもうんざりする、その理由のひとつが、シュッシュッとうまく人をよけながら歩けなくなったことにあったりしないだろうか。それに限らず、電車を逃しそうになったときなど、とっさのことに、だんだん対応できなくなっていると感じる人も少なくないだろう。その原因は、加齢による俊敏性の衰え、つまり老化の一種だ!
「俊敏性って老化の影響をすごく受けやすいんです。ハイアルチに通うトップアスリートたちも、筋トレや心肺機能を高めるトレーニングだけでなく、俊敏性を高め、維持するトレーニングは必ず行っています。特にサッカーなど、瞬間瞬間の判断が要求される競技で闘っている選手たちにとっては、俊敏性を高いレベルで維持することは必須ですからね」。
時短高負荷
俊敏性とは、瞬時に物事を判断し、それに体を素早く反応させる能力。歳を重ねてくると、脳から出された信号が筋肉などの運動器に届くまでの時間が長くなり、その結果、体を素早く動かすことができなくなってしまうのだ。
「脳からの運動器への信号を送るスピードの遅延は、トレーニングである程度は防げます。定期的に行うことで、いわゆる体のキレってやつを維持できるのです」。


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