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2020.02.13

ライフ

最寄り駅から徒歩25分、週3休み。それでも行きたい、北欧照明が買える店

室内に木漏れ日のようなキレイな影を落とすAmanda Betz(アマンダ・ベッツ)のランプ(7万9000円)は、室内に木漏れ日のようなキレイな影を落とす。
北欧インテリアは相変わらず人気だが、家具に比べて照明器具の販路はあまり多くない。聞くところによれば、電圧やら輸送コストやらいろんな問題があるようで、需要に対して供給が追いついてないのが実情らしい。
そんな北欧の照明に特化したインテリアショップが、神奈川県秦野市にオープン。「ノルディスク・リュス」という名前で、仕掛けたのは、デカい倉庫で大量のヴィンテージ家具を扱う名店「talo」である。
そんな北欧の照明に特化したインテリアショップ「ノルディスク・リュス」が、神奈川県秦野市にオープン。
中央に提がっているのは、1970年代のスウェーデン製(2万3000円)。グリーンと黄色の配色がカワイイ。
オーナーの山口太郎さんがデンマークとフィンランドを何度も行き来するなかで得た知識とネットワークを活かし、かねてからリクエストが多かった照明専門店構想がスタート。そのアイデアに乗った元スタッフが独立する形で、「ノルディスク・リィス」は誕生した。
扱うのは、「NORDIC TAILS(ノルディック・テイルズ)」や「WATT A LAMP(ワット・ア・ランプ)」など、日本に上陸したばかりの新鋭ブランドの照明から、貴重なヴィンテージまで。10坪ほどの小さな店内を、さまざまな灯りが品よく照らしている。
日本ではまだ3店ほどでしか扱っていない「NORDIC TAILS(ノルディック・テイルズ)」の照明。ウッドの使い方がセンス良し。
しかも、高価なデザイナーズヴィンテージだけでなく、センスのいい無名のプロダクトも積極的に仕入れているので、プライスが控えめなのもありがたい。
店内入って右側にヴィンテージ系は並ぶ。正面に2つ並ぶのはデンマークのもの(各1万1000円)。
パッと見は琺瑯のランプシェードは、実は陶器製の1970年代製ヴィンテージ(1万2600円〜1万4000円)。ずっしりと重量があり、現行品にはない存在感。
最寄り駅から徒歩25分と、お世辞にも交通の便がいいとは言えないうえに営業は金・土・日・月曜のみ。まさに“わざわざ”行くべき店なのだが、「取れ高が心配だ」という人も安心して向かってもらいたい。隣には系列店の北欧雑貨の店「北欧家具talo tool&tool」がある。公式インスタによれば「徒歩7秒の距離」だそうだ。
「ノルディスク・リュス」系列店の北欧雑貨の店「北欧家具talo tool&tool」
こちらには、アラビア、イェンス・クイストゴー、グスタフスベリなどのヴィンテージ食器を中心に、おもちゃなどの雑貨もラインナップ。

北欧の食器類がこんなに豊富に揃う店、そうそうないんじゃない?と思う量が待ち受ける。最近、デンマークで買い付けた際のコンテナが到着したとのことなので、アイテムはさらに充実しているに違いない。
ここまで読んでもらえれば、わざわざ行く価値を感じてもらえたかと思う。
 
[店舗詳細]
ノルディスク・リィス

住所:神奈川県秦野市富士見町2-19
電話:0463-51-6360(tool&tool店と共通)
営業:10:00〜18:00
火・水・木曜定休


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