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夫はあくまでも妻の味方でいたほうが平和が保たれる

また、夫が自分の両親の味方ばかりするというのも、夫婦間で揉める大きな要因のひとつだと思います。例えば、私のママ友(40代・専業主婦・女の子3人のママ)は、義母がサバサバした性格で、裏表のないタイプ。わりとズケズケものを言う人で、「ちょっと最近太ったわね」などと、容姿のことをストレートに言ってくるのが以前から耐えられなかったとか。
そのことを夫に言うと「それほど深い意味はないから」と一蹴されたそうですが、どうしても納得できず、後日夫にそれがどれほど嫌なことか、改めて訴えたそう。それでやっと理解してくれたとか。
夫の側は、それほど大した発言ではないと思うことでも、義母から嫁に対しての発言には、夫は常に注意を払っておく必要があるでしょう。義母にどう思われているかというのは、嫁という立場では常に気になるものなのです。
さらに、何か嫌なことを言われて、それを夫に伝えたときに、夫が義母や義父の味方をしたら、それほどショックなことはありません。ましてや、上のコメントにあるように、義父母を味方につけて、3人で妻を責めるなどしたら、一生溝が残ること間違いなしです。
立場上、自分の母親の味方もしないわけにはいかず、板挟みになる辛さもあると思いますが、自分の親に対しても、妻に対しても、それぞれにいい顔をして、味方であるように振舞っておくのが、いちばん平和なのではないでしょうか。
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「モンスター夫が許せない」
夫が、特に深い意味はなく気軽に発した言葉や行動が、実は妻にとってはカチンとくることがある。それにより、知らず知らずのうちに夫婦の溝が深くなってしまっているかも。妻たちが「これは許せない」と感じるツボがどこにあるのか、子育て中の女性200人にアンケートを実施し、結果を見ながら、現役ママである筆者の解説を交えて紹介する。上に戻る
相馬由子=取材・文
編集者、ライター。合同会社ディライトフル代表。雑誌、ウェブ、書籍などの企画・編集・執筆を手掛ける。会社員の夫と小1の娘の3人家族。ここ数年は、子育てをテーマにした仕事を数多く手掛けている。
石井あかね=イラスト
ネオ・マーケティング=アンケート協力
※調査対象:既婚子持ちの35〜45歳の女性200人


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