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考え方や常識は家庭ごとに違うことを理解しよう

まず前提として、夫婦はいくら長年一緒に暮らしても、所詮は他人です。家庭ごとに環境や考え方はまったく違うもの。噛み合わないのは当たり前ですよね。
それを前提にして考えると、自分の家庭と妻の家庭の考え方や常識を比較して、そこが違っていたからといって批判したり「それはおかしい」と責めるのは意味がありません。
例えば、上のコメントの中にある「長男の嫁だからといって圧をかけられる」というのも、その家にとって長男が大事というのは、その家庭の勝手な事情。子供が女の子しかいない家庭にとっては「なぜ長男だからといってそんなに大事にされるの? 兄弟姉妹は平等でしょ?」という違和感しか感じません。
実際、この令和の時代になっても、家は長男が継ぐものと考えて、結婚するときに揉めるという話は、ない話ではありませんが、どうしても長男が家を継がなければならない事情があるなら、嫁が納得するように説明してほしいものです。
また、これもよくある話ですが、母親の料理と妻の料理を比べるのも、どうかと思います。料理は上手であるに越したことはありませんが、人によって向き不向き、得意不得意があるもの。料理があまり得意ではない妻にとっては、「母親の●●が美味しかった」などのひと言も、自分と比べられているようで、良い気持ちはしないという人もいるでしょう。特に深い意味はなく口に出した言葉が妻を傷付けている可能性があるので、家事や料理についての発言は慎重に……。


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