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AI搭載で、初心者でも気軽に対局を愉しむことが可能

ドラマ「相棒」の杉下右京氏が嗜んでいるのを見てもわかるように、論理的思考や戦術を養う役に立つことから、エグゼクティブの間にも愛好者が多いチェス。日本では将棋の人気に押され気味だが、グローバルでは当然チェスのほうがメジャーだ。海外のビジネスパートナーとのコミュニケーションのきっかけ作りにもなるので、今どきの大人として、覚えておいて損のないゲームといえる。
とはいえ初心者がチェスを嗜むためには、まず指導者兼対戦相手を務めてくれる“相棒”が必要。スマートフォンやPCのアプリから始めるという手もあるが、それではチェスが持つダンディなムードが、いささか損なわれてしまうのが悩ましいところだったりする。そんなジレンマを解消してくれるのが、最近登場したばかりのスクエア・オフ、というわけだ。
豪華なチェス盤(内部にAI搭載)
ご覧の通り見た目はゴージャスなチェス盤。もちろん、通常のチェス盤と同様に2人で遊ぶこともできるが、内部にAIを搭載しており、AIを相手にひとりで遊べるのが特徴となる。しかも、対局相手の駒が「自動で」動くのだから驚きだ。
 
まるでファンタジー映画の1シーンのような光景は、遊び心を満足させるには十分。ボードや駒もお洒落なので、インテリアとして飾っておくだけでも知的な雰囲気を演出することができる。
チェス盤
AIの棋力は、チェスの強さを示すイロレーティングに基づいた20段階が選択可能。チェスが持つダンディなムードを満喫しつつ、ひとりで基礎から上達を目指すのに、打ってつけのガジェットといえるだろう。ちなみに、対局が終わると、これまた「自動的に」駒が開始時の配置に戻っていくのも、芸が細かいところだ。


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