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2020.02.08

からだ

整体・ストレッチ・筋トレがいっぺんにできる3分間トレーニング

「ジタンコウフカのススメ」とは・・・
時短高負荷
時短でボディシェイプが叶う、いま注目のトレーニングメソッドである「高地(低酸素)トレーニング」。それを街中でできてしまうトレーニングスタジオ「ハイアルチ」のプロデューサー兼フィジカルコーチの新田幸一さんに、時短高負荷なトレーニングをレクチャーしてもらう。
今回は、ハードな時短高負荷トレーニングで鍛えた体をより有効に使うためのトレーニングを紹介する。キーワードは“しなやかに動ける体”。身につけた筋肉を効率よく動かすべく、関節の動きをスムーズにする時短エクササイズだ。
【教えてくれる人】新田幸一さん         時短高負荷
高地トレーニングを街中で体験できるスタジオ「ハイアルチ」の開発者であり、プロデューサー。長年のトップアスリートたちへの指導経験を活かし、高地トレーニングの効果を最大限に引き上げるメニューを構築。現在は、浦和レッズの槙野智章選手をはじめとしたトップアスリートのほか、大学駅伝の選手たちのトレーナーも務めている。

鍛えたまま放置しがちな上半身に注意!

「トレーニングのおかげで体も徐々に引き締まり、筋肉の隆起が見た目でもはっきりわかるようになってきた」という人が、見落としがちなことがある。それは、関節の硬さだ。しかもその原因は、量が増え、強靭になった筋肉にある。
「筋肉は関節の動きを妨げ、可動域を狭くしてしまうというデメリットがあります。これを放置しておくと関節の動きがどんどん悪くなる。そうなると、せっかく身に付けた筋肉を、パワーやスピードを出す際に生かせなくなります。そればかりか、姿勢が悪くなったり、体の軸が安定しなくなったりと、逆にデメリットが発生する。とくに動きが悪くなるのが肩甲骨まわりです。下半身は日頃から歩くなど、動かす頻度の高い部位なので硬くなりにくいのですが、上半身は注意が必要です」と新田さん。
時短高負荷
そんな問題を解決してくれるのが、「ムーブメントトレーニング」のひとつである胸郭の回旋運動。モップの柄や突っ張り棒など身の回りにある長さ120~150cmの棒を使って、上半身をねじる動きをリズミカルに繰り返す、という単純なものだ。
時短高負荷
使用する棒の長さは120~150cmが目安。


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