カラダを鍛える男たちに勧めるカジュアルスタイル‟フィジカジ”とは?トータルルックで選ぶなら“フィジカジ”は「Y-3」一択
スポーツとモードの融合をいち早く予見した山本耀司さんとアディダスが、2002年より手を組み続けるワイスリー。
進化するテクノロジーをグッドデザインに昇華する卓越したクリエイションに、まんま乗っかるのが妙案だ。
ワイスリーをここに推す理由。それは、山本耀司さんが、モードの先端で培ってきたテーラリングの技や素材使いの妙によって、単なるマッチョおじさんに陥る懸念を完全に払拭してくれるから。
リラックスフィットのパーカは、リバーシブルにして、取り外し可能なポケットを装備するなどギミック豊富。パンツは、上質なストレッチウールをテーラードパターンで仕立て、軽快に美しく。足元は、ブーストフォームを装備した軽量の「Y-3 Raito Racer」で締めくくる。
アクセサリーとしてもギアとしても使える黒キャップを目深に被れば、“フィジカジ”の最高形の出来上がり。
‟フィジカジ”とは?ボディビルと並び肉体美を競うコンテストのひとつ「フィジーク」、その審査基準はビーチで映える格好いいカラダであるかどうかだ。そんなフィジーク競技者さながらに、カラダを鍛える男たちが好むカジュアルスタイルをオーシャンズは“フィジカジ”と命名。その信条はズバリ、自慢のカラダをキレイに、クールに演出する服選びや着こなしだ。
上に戻る 清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク 髙村将司=文