今年こそは……と、わがままに育った我がカラダを見て毎年思う。よし、鍛えよう。なんでも、筋肉の量に重きを置くボディビルとは一線を画す、“フィジーク”なるものが勢力拡大中。鍛え上げた暁には、その美ボディを着こなしでさらにキレイに見せたい!
そこで、オーシャンズが提案するコーデ術が“フィジカジ(フィジーク・カジュアル)”だ。とはいえ、これみよがしにカラダを見せつけるピタピタファッションは絶対NGだぞ。
ピタピタな“フィジカジ”はもうやめよう
「アイヴォル」のサングラスアスリートが愛用するような「本気系」ではなく、本格機能に加えてファッション性も兼ね備えたスポーツサングラスという選びがキモとなる。
筋トレや移動中もアガるサウンド♪トレーニング中はもちろん、移動中でも音楽はフィジカジな人にとって不可欠。例えば、ウェイトトレーニング中にはエミネムの「Lose Yourself」、有酸素運動のときには、マックルモア&ライアン・ルイスの「Can’t Hold Us」なんて、アガるよね。
「レイニング チャンプ」×「ロンハーマン」のセットアップセットアップなら“進化版ジャージー”の趣に。ナイロンベースのストレッチ素材を立体裁断で仕上げ、ファンクション&ファッションをリミックス。
「モンクレール」のボストンバッグモードもストリートも網羅するラグジュアリーブランドからの逸品。ロゴの威光で、ただのボストンバッグでないところをアピール。
「アディダス」のキャンパス街履きを考慮してローテク顔の定番コートシューズをチョイス。スエードアッパーにタンも同素材としたデビュー当時のデザインを復刻。
“フィジカジ”って何だ?フィジーク・カジュアルの略。フィジーク(physique)とは、ボディビルと並び肉体美を競うコンテストのひとつ。決定的な違いはその審査基準で、筋肉の大きさや量を競うボディビルに対して、ボードショーツ姿で行われるフィジークは、「ビーチで映える格好いいカラダ」であるかどうか。
そんなフィジーク競技者さながらに、カラダを鍛える男たちが好むカジュアルスタイルをオーシャンズは“フィジカジ”と命名。その信条はズバリ、自慢のカラダをキレイに、クールに演出する服選びや着こなしだ。
清水健吾=写真(人物) 菊池陽之介=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク 髙村将司=文