最大4時間のバッテリー駆動も。さまざまなシーンで大画面が楽しめる!
そして、トドメともいえるアポロの魅力となるのが、モバイル駆動に対応している点だ。満充電の状態から、最大4時間の再生ができるという。こちらもまた、モバイルバッテリーの分野では定番といえるAnkerならではの性能。長編の映画でも、バッテリー切れの心配なく楽しむことができる。
こうしたアポロの特徴をフル活用できる場といえば、なんといってもアウトドアだろう。生地の色にもよるが、テントやタープに投影すれば、手軽にアウトドアシアターが完成してしまう。
室内で使う場合でも、手軽に持ち運べる大きさというだけでなく、優れた自動台形補正機能を持っているので、設置場所もかなり自由自在。枕元に置いて、寝室の天井に映画を投影させながら眠りにつくなんて、リッチかつズボラなAV環境も、容易に実現させることが可能だ。
これでお値段4万円弱というのは、かつて高い金を出してプロジェクターを手に入れた筆者には、本当に衝撃的。かつてはAVマニアの道楽品だったプロジェクターも、いまやライトに扱える、良い意味での“オモチャ”になっていたのだ。大画面にあこがれを持つ人なら、ぜひ一度試してほしいものである。
[問い合わせ]アンカー・ジャパン カスタマーサポート03-4455-7823 石井敏郎=文
1970年横浜市生まれ。Windows95発売時よりテクニカルライター&編集者として活動。現在はITのほか、音楽やファッション、フィジカル系の記事執筆を行っている。
小島マサヒロ=写真