「フリークス ストア」のシャツ
デニム生地からボタン、リベット、スレーキにいたるまで、すべてをリサイクル素材で作り上げたエコすぎるシャツ。デニム大国トルコのKAL社と共同開発した生産背景も特筆で、自社工場での自家発電を使用し、水の使用量を90%も軽減した。ゆったり着られるビッグシルエットも、実に今の気分。
「パンガイア」のTシャツ、パーカ
「地球を救う」というコンセプトに賛同し、世界中から集まった科学者、技術者、デザイナーで構成。デビューコレクションにはあのファレル・ウィリアムスが好反応を示すなど、注目度急上昇中のブランドより。オーガニックコットンで作られたパーカ、無毒性の染料で染められたTシャツ。大定番のアイテムだからこそ、自分目線だけじゃなく、地球目線で選ぶといいのかも!
「プラナ」のTシャツ、ショーツ
SOCIALと書かれた崖を登る人、すなわち「SOCIAL CLIMBIER」がスラングで“野心家”を意味する。そんなウィットに富んだTシャツは、オーガニックコットンと、リサイクルポリエステルを混紡。一方、ポルトガルのタイルの幾何学模様からインスパイアを受けた柄のショーツは、同上のリサイクルポリエステルにポリウレタンを組み合わせて機能性をアップ。吸湿性と速乾性を持ち、ストレスフリーなはき心地に。
「エコアルフ」のショーツ
シャリッとした質感のスイミングショーツ。そのサイドにあしらわれた「第2の地球はないのだから」というメッセージに本質が宿る。ペットボトルを再生したリサイクル素材を用い、生産体制もエコな姿勢を遵守。取引する工場、ファブリックメーカーはトレーサビリティなサプライヤーで、国際認証を取得するブランドの基準を満たす。これからの大人の海遊びには、相応の配慮があってしかるべきなのだろう。もちろん、相応のセンスも忘れずに。
清水健吾、鈴木泰之=写真 菊池陽之介、星 光彦=スタイリング 増山直樹=文