クラシックとモード。その“both”を用意するパリ発の話題店
11月29日、表参道に世界初の旗艦店をオープンしたパリを拠点とするブランド「both(ボース)」。30年間にわたり研究したラバー技術のノウハウを活かした、エッジィなデザインのスニーカーで注目を集めるブランドだ。
日本での知名度はそれほど高くないものの、「多くのコレクションブランドがランウェイで採用してくれて知られるようになりました。最近ではラッパーのHIYADAMさんやモデルの秋元 梢さんも愛用してくれてます!」と、スタッフの村邉裕三郎さん。
プロダクトは、カジュアルなデザインでエントリーアイテムという位置付けの「クラシックライン」と、ブランドの世界観が詰まった「ファッションライン」の2軸で展開。それに合わせて、店内デザインも左右で分割。上の写真を見ても明らかなように、エントランスから入って右は組み木を用いた格子のスペース(クラシックライン)、左側は、スチールでまとめたソリッドな空間(ファッションライン)と、パッと見の印象だけで自分の好みがわかる仕組みだ。
店内には、オーシャンズ世代には懐かしいカードダスやガチャガチャのマシンを設置。購入を問わず、来店者は無料で楽しむことができる。
何が出てくるのか、というと、デザイナーの三原康裕や写真家の鈴木親、イラストレーターのEri Wakiyamaなどのアートワークを採用したステッカーやキーホルダーだ。
今後は日本発信の限定モデルも登場予定。独自のスニーカーシーンを築く存在として、チェックしておきたい。
both(ボース)
住所:東京都港区北青山3-9-1
電話番号:03-6712-6466
営業時間:11:00〜20:00
不定休
齋藤ジン=写真 北村康行=文