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スレンダートーンコネクト
今回体験するのは、テレビCMでもお馴染みの家庭用EMS機器「スレンダートーン」シリーズの進化版となる「スレンダートーン コネクト」(本体実勢価格:約2万円)だ。
販売元サイトの解説によれば、「EMS」とは「Electrical Muscle Stimulation」の略。低周波シグナルを筋肉に直接与え、収縮・弛緩させることで「自分の意思とは関係なく」、「自動的に筋肉を動かし」、「機能的で引き締まった理想のボディ」へと導いてくれるという。
家庭用EMS機器自体は古くから知られている存在だが、こちらの「スレンダートーン コネクト」は、スマートフォンとの連携機能を備えている点が新しいところ。振動の強弱を含む基本操作をスマートフォンから行えるほか、目的に応じた最適な「トレーニング」のプログラムに基づき、使用するタイミングを促してくれる仕組みになっている。
スクリーンショット
専用アプリ(Android/iOS)の画面。利用目的から、最適なプログラムを提案してくれる。
専用の粘着パッドを貼り付けた見た目は大きめの低周波治療器といった感じだが、実際の使用感もまさに低周波治療器のそれに近かった。
装着方法
粘着パッドは定期的に交換することが推奨されており、パッドの定期お届けサービスも用意されている。
電気風呂などで感じるビリっとした痺れではなく、ギュギュっとお腹を細かく掴まれているような感覚、といえば何となく伝わるだろうか。
装着イメージ
写真の中央が「スレンダートーン コネクト」の本体。充電式なので、ケーブルを気にせず利用できる。
振動の強さは、スマートフォン上で操作する仕組みになっている。プログラムの開始直後は強度の目盛りが「0」なので、徐々に目盛りをスライドさせながら、自分に合った(耐えられる)範囲まで調整していく。
スクリーンショット
画面中央の黒い玉をスライドさせることで強度が調整できる。もちろん、途中でストップさせることも可能だ。
目盛りが「20」くらいまでは、低周波治療器でマッサージを受けている程度の感覚だが「30」を超えたあたりから、これまでに体験したことのない刺激が腹部を覆う。
装着イメージ
何回か体験することで徐々に慣れていくそうだが、それでも上限まで目盛りを上げるのは、かなりの勇気がいりそう。ちなみに、基本プログラムの所要時間は約25分。時間の経過によって、強弱が自動的に変化するようになっているので、最初は心地良いと感じた強度くらいで止めておくのがよさそうだ。


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