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2020.01.11

あそぶ

ランも接客も子育てもできるランニングウェアを選ぶという考え方

連載「Running Up-Date」
ランニングブームもひと昔まえ。体づくりのためと漫然と続けているランニングをアップデートすべく、ワンランク上のスタイルを持つ “人”と“モノ”をご紹介。街ランからロードレース、トレイルランまで、走ることは日常でできる冒険だ。
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桑原慶
東京・馬喰町にあるトレイル&ランニングショップRun boys! Run girls! の店主を務める桑原さん。今回はそんな彼の、こだわりのウェア&ギアをご紹介。前回お伝えした通り、ふとしたきっかけでランニングに目覚め、「東京にかっこいいランニングショップがなかったから」と専門店までオープンさせてしまう。
その大きなきっかけになった出来事が、メキシコの山奥、コッパーキャニオンで行われたとあるレースに参加したことだ。ランナーの間でスマッシュヒットした書籍『BORN TO RUN(ボーン・トゥ・ラン)』の舞台となったレースで、桑原さんもご多分に漏れずこの本にハマり、実際にそのレースに参加するため地球の反対側まで旅をし、コッパーキャニオンの集落にひっそりと暮らす、走る民族・ララムリたちと同じレースを走ってきた。
桑原慶
右が桑原さん。左はララムリ族の伝説的ランナー、アルヌルフォ。この民族衣装に手作りのサンダルを履いて何十kmも走ってしまうとか。 写真提供=onyourmark
桑原慶
2013年の「ウルトラマラソン・カバーヨブランコ」の大会参加記念Tシャツ。右がそのきっかけとなった名著『ボーン・トゥ・ラン』。
こういう格好いい大会記念Tシャツがサラッと飾ってあるRun boys! Run girls! で扱うギアは、当然だけれど、桑原さん自身がいいと思ったモノが中心。ランニングの専門店と聞いてイメージする“ザ・陸上競技”のようなアイテムとはまったく異なっている。


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